カナダ(イエローナイフ・ホワイトホース)でのオーロラ鑑賞

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カナダ(イエローナイフ・ホワイトホース)でのオーロラ鑑賞

カナダのオーロラ

広大な国土と雄大な自然に恵まれたカナダは、年間を通して幻想的なオーロラが観賞できる地としても知られています。特にノースウエスト準州のイエローナイフやユーコン準州のホワイトホースでは高確率でオーロラが観賞できるため、世界中から多くの観光客が訪れます。このページではカナダでオーロラを鑑賞できるベストシーズンや、鑑賞の際における注意点などについて解説します。

カナダでオーロラ鑑賞ができる場所

オーロラは地球の磁気と太陽が放出するプラズマ(電気を帯びた粒子)が衝突することで放電し、そのエネルギーが光となって帯状に映る自然現象です。プラズマは地球の表面が発する磁場を横断して移動することが困難なため大半の地域で弾かれてしまいますが、北極と南極の磁場発生源ではプラズマが入り込みやすい環境にあるためオーロラの発生率が高くなります。オーロラが発生するエリアは「オーロラベルト」とよばれ、緯度60~70度の範囲にわたり帯状に広がります。カナダはオーロラベルトの直下にあるため、高い確率でオーロラを鑑賞することができる世界でも数少ない国です。

高確率でオーロラが出現する「イエローナイフ」

ノースウエスト準州の州都であるイエローナイフは、オーロラの出現率が高い地域として世界的に知られています。「オーロラベルト」と呼ばれる北緯約62度の真下に位置し、広大な敷地と晴天率の高さから年間を通してオーロラの鑑賞が出来ます。夏は平原に美しい緑が広がり、川や湖では釣りやカヌーを楽しむ人々が訪れます。イエローナイフは古くからイヌイットを始めとする先住民族が多く定住していますが、かつては金やダイヤモンドの採掘を目的としてゴールドラッシュに沸いた土地でもあります。現在の人口はおよそ19,000人で8つの公用語で構成されています。1990年代にはオーロラツアーが大々的に組まれ日本からイエローナイフへの直行便を運航していた時期がありましたが、2000年代に同路線は廃止となりました。イエローナイフへ渡航する際はカルガリーやバンクーバーでの乗り継ぎが必要となります。北欧など北極圏に位置する国々でもオーロラの鑑賞が可能ですが、イエローナイフは安定した出現率の高さから多くの観光客が訪れます。

イエローナイフへの行き方

イエローナイフへの移動は、カルガリーまたはバンクーバーでの乗り継ぎが必要です。日本からカルガリー空港で乗り継いだ場合、約16~18時間でイエローナイフへ到着します。
空港からイエローナイフ市内への距離は約6kmで、宿泊先のホテルが運行するシャトルバスかタクシーでの移動が一般的です。車で10分ほどの距離ですが、徒歩での移動は困難です。
なお、オーロラを観賞する際はイエローナイフ郊外へ向かいます。レンタカーでの移動も可能ですが、初めての方は防寒具や設備が整ったツアーの利用をお勧めします。
イエローナイフはオーロラの出現率が高いことで世界的に有名な地域です。月に数回「ブレークアップ」と呼ばれるオーロラの活発現象が発生し、美しい光による神秘的な景色を様々な角度から眺めることができます。

絶景のなかでオーロラが堪能できる「ホワイトホース」

ホワイトホースはカナダ西部のユーコン準州の州都で、イエローナイフと並び高確率でオーロラが鑑賞できる地域です。カナダ東部のイエローナイフと同様、北緯約62度の「オーロラベルト」のほぼ真下に位置し、広大な大自然のなかで約23,000人の市民が暮らしています。3日以内のオーロラ出現率は90%以上であり、カナダでオーロラ観賞と言えばホワイトホースと言われるほど知名度が高いことで知られます。
「ホワイトホース」の名は街を流れるユーコン川が激しく波を打った時に上がる水しぶきが馬のたてがみに見えたことに由来。カヌーの聖地と呼ばれるユーコン川や世界自然遺産のクルアニ国立公園に囲まれており、オーロラ鑑賞だけでなく豊富なアクティビティも楽しむことが出来ます。夏季の最高気温は約20度で清々しい陽気に恵まれますが、冬季の最低気温は連日マイナス20度を下回る厳しい寒さが続きます。
現在、日本からホワイトホースへの直行便は運航していないため、渡航の際はバンクーバーでの乗り継ぎが必要となります。日本からバンクーバーまでのフライトは約9時間、バンクーバーからホワイトホースまでは約3時間のフライトを要します。広大な面積を有するホワイトホースには野生動物を間近で観測できる保護地区があり、雄大な大自然を堪能することが出来ます。

ホワイトホースへの行き方

ホワイトホースへの移動は、バンクーバーでの乗り継ぎが必要です。日本からバンクーバーまでのフライトは約9時間で、バンクーバーからホワイトホースは約2時間半~3時間のフライトで到着します。バンクーバーからホワイトホースへの移動はエア・カナダ、エア・ノース、ウエスト・ジェット(夏季のみ)の3社が直行便を運航しています。
レンタカーはホワイトホース空港や市内で借りることができ、RVと呼ばれるモーターホーム(キャンピングカー)を利用してオーロラの鑑賞地へ移動するプランが人気です。なお、レンタカーを借りる際は国際免許証とクレジットカードが必要となります。タクシーの利用も可能ですが、車両数が限られているため宿泊先のホテルや空港にて手配することをお勧めします。
ホワイトホースでは8月下旬から4月中旬までオーロラ鑑賞が可能で、最も気温が下がる11月~3月が人気のシーズンとなります。

カナダでオーロラ鑑賞ができる時期

オーロラ鑑賞は夜が長い8月下旬~4月上旬が適しており、夏季は湖面にオーロラが映る「逆さオーロラ」を眺めることができます。オーロラが発生する時間は午後10時~午前2時頃が目安となりますので、万全の防寒対策を行ったうえで鑑賞地へ向かいましょう。
オーロラは雲よりはるか上で起こる現象のため、出現率が高い地域であっても雲が多い日はオーロラが隠れてしまい肉眼での確認が困難となります。オーロラ鑑賞のポイントは、「晴れの日を選択する」「周囲に遮るものがない」「暗くて光が差し込まない」などの条件が重要です。カナダのイエローナイフやホワイトホースはすべての条件を満たしているため、高い確率で鑑賞することができる世界でも数少ない景勝地です。1、2週間ほどの滞在で確実にオーロラを鑑賞したい場合は、各旅行会社が催行しているオーロラ鑑賞に特化したツアーへの参加を推奨します。
イエローナイフにはオーロラ鑑賞のために造られた「オーロラビレッジ」があり、犬ぞり体験など極寒地ならではのアクティビティも楽しめます。夜はカナダの先住民が暮らしていた「ティーピー」と呼ばれるテントに入り、暖かな環境のなかでオーロラの出現を静かに待つことが出来ます。

一方、ホワイトホースにはオーロラ鑑賞に特化した「オーロラセンター」があります。ティーピーのほかモンゴル式の「ヤート」と呼ばれるユニークな形状のテントが設置され、オーロラ鑑賞の拠点となっています。オーロラ観賞には光が差し込まない環境が望ましいため、オーロラセンターには照明が設置されていません。静寂のなか、暖かいテントの中でオーロラの出現を待ちましょう。
オーロラの光は繊細で、一般的に月の光が少ない新月の頃が最も見やすくなります。イエローナイフやホワイトホースでは満月の日も高確率でオーロラが出現するため、満月とオーロラによる美しい景色が期待できます。

夏限定の絶景“逆さオーロラ”

カナダでは北欧と異なり白夜がないため、夏でもオーロラの鑑賞が可能です。
イエローナイフ、ホワイトホースともに8月下旬から夏季のオーロラシーズンとなり、「逆さオーロラ」と呼ばれる湖面に映る珍しい景色を眺めることができます。「逆さオーロラ」は広大な湖にオーロラが反射する現象で、夏だけの絶景を求めて多くの観光客が訪れます。湖面が凍結する冬とは異なる幻想的な景色を、イエローナイフやホワイトホースで堪能してはいかがでしょうか。
「逆さオーロラ」の時期は紅葉が始まるシーズンと重なります。昼間はハイキングやカヌーなど紅葉に染まる大自然のなかで、様々なアクティビティを楽しむこともできます。「逆さオーロラ」と紅葉シーズンのピークは、8月下旬から9月下旬のわずか1か月ほどとなります。計画を立案する際は現地の気象情報などを確認したうえで、渡航先やタイミングを検討することをお勧めします。雄大なカナダの自然を彩る紅葉と「逆さオーロラ」による美しい風景は、きっと感動的な旅の思い出となることでしょう。

オーロラ観賞する際の服装と持ち物

オーロラが鑑賞できる時間帯は夜のため日中よりもさらに気温が下がり、マイナス20度前後のなかで待機する必要があります。十分な防寒対策が必須となりますので、寒冷地に適した服装で観賞に臨みましょう。ツアー会社や滞在する観測施設により、防寒具やスノーブーツのレンタルを行っている場合がありますので事前に確認することをお勧めします。服装のほか、オーロラ鑑賞や撮影の際に必要な物もご確認ください。

オーロラ鑑賞時の服装について

1. ニット帽とイヤーマフ(耳あて)

オーロラ鑑賞の際、防寒着のフードやつばのついたキャップを被るだけでは頭部の寒さを凌ぐことは出来ません。頭と耳が完全に隠れる厚手のニット帽やイヤーマフ(耳あて)をご用意ください。

2. 2種類の手袋

オーロラ鑑賞時以外でも耐水性と防寒性に優れた厚手の手袋は必須となります。手袋はミトン型ではなく各指が稼働するものを選んでください。
オーロラ観賞の際には椅子の設置やカメラ撮影、電池交換など細かな作業を要します。厚手の手袋の他に、薄手の手袋も用意しておくことをお勧めします。

3. 厚手の長いマフラー

オーロラ鑑賞の際は襟元を防寒する長いマフラーのほか、襟元の隙間から風を通さないようタオルをご用意ください。

4. 着丈が長いダウンジャケット

オーロラ鑑賞時にダウンジャケットの着用は必須ですが、着丈が長く防寒性が高いロングタイプのダウンジャケットを推奨します。
下着は薄手のものを重ね着することで、より保温性が高まります。

5. スノーブーツ・厚手の靴下

登山用やスキー用など保温性と耐水性に優れ、凍結した地面でも滑りにくいスノーブーツを選びましょう。
厚手靴下も必須となりますので、靴下の重ね履きを考慮して、やや大きめのサイズを選ぶことをお勧めします。

6. ネックウォーマー

マフラーとは別に、口周りを塞くことが出来るネックウォーマーを着用することをお勧めします。
オーロラ観測施設で待機する際は、フリース製など伸縮が容易で防寒性に優れたものが便利です。

オーロラ鑑賞時に必要なもの

1. カメラの三脚

寒冷地では手の震えによりシャッターのタイミングを逃してしまいがちです。定点で三脚を利用することでスムーズに写真撮影が行えます。

2. カメラバッテリー

カメラバッテリーは寒さに弱いため、寒冷地でカメラを使用する際はバッテリーの消耗が激しくなります。
予備のバッテリーはカイロと一緒にポケットで保管することで消耗を防ぐことができ回復が早くなります。

3. 密閉式の食用保存袋

寒冷地の屋外でカメラやスマートフォンで撮影した後、暖かい室内に入ると結露が発生します。結露は電子機器の故障や破損に繋がる恐れがあるため、撮影後に室内へ入る際は密閉式の食用保存袋にカメラを入れるようにしましょう。手元に保存袋がない場合はタオルでカメラを覆って入室してください。

4. 軽食やインスタント食品

空腹が気になる方は現地で購入した軽食やインスタント食品を持参することをお勧めします。カナダでは食品の持ち込みについて厳しい取り決めがなされています。肉類、肉類を含む食品、乳製品、果物、野菜、ナッツ類などを持ち込む際は税関にて申告が必要です。これらの原料が含まれたインスタント食品も対象となるため、オーロラ観測の際は現地で購入した食品を持参しましょう。

他にも下記の持ち物をオーロラ鑑賞の際に持参することを推奨します。
使い捨てカイロ、懐中電灯、1~2日分の下着類、簡易食器類と紙皿

カナダへの入国・渡航にはeTA(イータ)申請が必要

オーロラ鑑賞などツアーへの参加や観光を目的としてカナダへ渡航する方は日本を出発する前にeTA(イータ)を申請する必要があります。eTA(イータ)はカナダ政府により導入された電子渡航認証制度で、オンラインでの申請が可能です。eTA(イータ)は申請日より5年間またはパスポートの期日まで有効となり、有効期限内であれば複数回のカナダ渡航が可能です。eTA(イータ)を利用して渡航する際はカナダで6か月以内の滞在が認められるため、一般的な観光や出張等でカナダへ訪れる場合はビザではなくeTA(イータ)を申請して渡航することをお勧めします。なお、オーロラを鑑賞する施設でパスポートを提示する必要はありませんが、カナダ国内を移動する際は常にパスポートの携行をお願いします。

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更新日 : 2022/03/24

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