ティラノサウルスの近縁とみられる新種の化石を発見 北米で最古級

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ティラノサウルスの近縁とみられる新種の化石を発見 北米で最古級

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肉食恐竜ティラノサウルスと同じ系統に属する新種の恐竜とみられる頭部の化石の一部がカナダ・アルバータ州南部で発見されました。同州のロイヤル・ティレル古生物学博物館によると、この新種の恐竜は近縁にあたるティラノサウルスより約250万年早い7950万年前に現在の北米地域を中心に生息していたとみられ、成獣の体長は約7.9~9.1メートル、体重は2トンを超えていたと推測されています。成獣のティラノサウルスの体長は約12メートルであるのに対し、一回り小さな体格であったと詳細を明らかにしました。カナダでティラノサウルスに属する恐竜の新種が発見されるのはおよそ50年ぶりであり、北米で見つかった同系統の恐竜としては最も古い種類のひとつであると発表しました。

カルガリー大学の博士課程に在籍し、この恐竜に関する論文の筆頭著者を務めたJared Voris氏は「発見された恐竜はティラノサウルスと異なる数多くの特徴がみられる。特に上あごの端から端まで走る縦方向の隆起はその最たるものだ」と見解を述べました。

この化石は農業を営む古生物の愛好家がハイキングの途中に発見しました。調査の結果、白亜紀後期の7400万~8000万年前には異なる種類のティラノサウルスが北米一帯に分かれて生息していたことが明らかとなりました。
発見された化石はアルバータ州のロイヤル・ティレル古生物学博物館にて展示される予定となっています。

参考元 : HAWAII NEWS NOW
https://www.hawaiinewsnow.com/2020/02/11/reaper-death-student-discovers-tyrannosaurus-rex-relative/

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