カナダ連邦政府が9月30日まで入国制限の延長を発表 新型コロナウイルス変異種の感染拡大を警戒

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カナダ連邦政府が9月30日まで入国制限の延長を発表 新型コロナウイルス変異種の感染拡大を警戒

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カナダ政府は6月29日、新型コロナウイルスの防疫を目的とした入国制限を9月30日まで延長する方針を表明。ジャンイヴ・デュクロ保健相は国内で感染拡大が続いている状況に強い懸念を示し、「自分自身や身近な方を守るために、できる限りの感染防止対策を継続して講じる必要がある」と説明しました。
入国制限は主にワクチン未接種の渡航者を対象としています。外国籍のワクチン未接種の方は18歳以下の留学生などに限り入国が認められ、陰性証明書の提示と2回の新型コロナウイルス検査、14日間にわたる自己隔離が必須となります。2回のワクチン接種を完了した方は目的を問わず入国が認められ、入国時の新型コロナウイルス検査も不要です。

カナダは新型コロナウイルス感染拡大防止を目的として、2020年3月より入国制限を施行。その後、ワクチンの普及と感染状況の落ち着きを鑑みて、段階的に入国制限を緩和しました。2021年9月より、2回(1回接種型ワクチンの場合は1回)のワクチン接種完了を条件に国外からの入国を許可。今年4月からは陰性証明書の提示も不要となりました。2回のワクチン接種を済ませていない方は、原則として入国が認められません。健康上の理由などでワクチン接種ができない方は、それらを記載した医師による証明書と陰性証明書の提示に加え、複数回の新型コロナウイルス検査が義務付けられます。

なお、2回のワクチン接種を完了した方を対象とした新型コロナウイルス検査は6月10日までランダムで実施していましたが、現在は入国手続きの混雑解消のため一時的に停止しています。政府は入国時の新型コロナウイルス検査の再開時期を当初の7月1日から7月中旬に延期すると発表。入国時の混雑緩和を目的として進めている空港に隣接する検査施設の開設も急ぐとしています。政府は検査施設を空港外へ移すことにより、今後増加が予想される入国者に対する手続きの簡素化と疫学的状況の監視が可能になると説明。入国制限を延長する必要性を訴え、渡航者と市民の安全対策に注力する姿勢を強調しました。

参考元:CBC

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