自宅待機措置が続くカナダの子どもたちの間で“クマ狩り”がトレンドに

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自宅待機措置が続くカナダの子どもたちの間で“クマ狩り”がトレンドに

  • プリンスエドワード島
  • 新型コロナウイルス

更新日 : 配信日 :

新型コロナウイルス感染拡大により学校や外の遊び場、ケアセンターが閉鎖されカナダの子どもたちは退屈しています。日中は何もすることがなく友人と直接会うことや遊びに行くことも出来ないため、ストレスを抱える子も増えてきました。そこで多くのカナダ市民がチームを組んで、外で遊ぶことができない子どもたちを楽しませるために”クマ狩り”の活動を始めました。マイケル・ローゼンによる人気の児童書「きょうはみんなでクマがりだ」に触発されてカナダの人々が窓際にテディベアを置き、子どもたちは家族が運転する車の中から窓際のクマを見つけるというものです。

プリンスエドワード島で”クマ狩り”を最初に企画したキム・バグロール氏は「プリンスエドワード島の人々は信じられないくらいにこの計画を受け入れてくれました。家族は子どもを連れて近所をドライブし、子どもたちは窓辺に置かれたクマを見つけて楽しんでいます」と嬉しそうに語ります。彼女の地元であるニューファンドランドのガンダーではカナダで初めてクマ狩りが行われたことから、もっと他の地域に広めてみようというアイディアが生まれたと述べました。

プリンスエドワード島に住むロリ・ポワレル・ラポワント氏はパンデミックのため誕生日を祝えず、不安とストレスを抱えていた長男をクマ狩りが救ってくれたと話しました。「私たちはクマ狩りに行き、息子はそこで人生で大切な瞬間を過ごすことができました。彼は愛すべき大きなクマを見つけて他の人たちも楽しめるように家の窓にディスプレイするのを手伝ってくれました」とFacebookに投稿しています。

カナダが発祥となるこの活動は世界中に広まり、英国、ニュージーランド、米国などでも行われています。
ニュージーランド首相のジャシンダ・アーダーン氏も窓際にテディベアを置き、“クマ狩り”の参加者となった事を公表しています。

参考元:NATIONAL POST
https://nationalpost.com/news/were-going-on-a-bear-hunt-canadians-place-teddy-bears-in-window-to-distract-children-from-covid-19?video_autoplay=true

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