
更新日 : 2023/09/27

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Contents
トロント・ピアソン国際空港はトロント中心街から北西22.5kmに位置し、空港の大部分はミシサガ市に広がり一部がトロント西部地区にあります。現在は1,867ヘクタールの敷地に5本の滑走路と2つのターミナルが稼働しています。エア・カナダやウエストジェット航空などのハブ空港として機能するほか、アメリカをはじめとする各国への乗り換えにも利用され“カナダで最も忙しい空港”と言われます。
このページでは楽しみや見どころが数多くある“トロント・ピアソン国際空港”を紹介します。
トロント・ピアソン国際空港の館内にはレストランやラウンジ、免税店やショッピングゾーンのほか、空港ではめずらしいドッグラン、フィットネスジムなどがあります。レストランやショップはターミナル内にもありますが、リッチな食事を楽しみたい方は空港近隣のホテルレストランがおすすめです。オンラインでのサービスが豊富なことでも知られ、免税店、ポーターサービス、外貨両替やレンタカーなどさまざまなサービスが利用できます。野生生物が飛行エリアに立ち入らないようハヤブサを使ったパトロールや、SDGs持続可能な取り組みとしての養蜂など、空港周辺の環境保全を目的とした様々な施策に力を入れていることでも知られます。
トロント・ピアソン国際空港は、1939年にトロント港湾公団によりマルトン空港として開港されたのが始まりです。当時のターミナルは農場の建物を利用したもので、最初に着陸した旅客機は1938年にバッファローから就航したアメリカン航空機でした。1958年には当時のカナダ交通省がマルトン空港の運営を行うようになり、1960年にトロント国際空港に改称されます。空の旅の需要が高まるにつれ新しいターミナルと滑走路が必要なことから、1960年代には新ターミナルの建設が行なわれ近代的な空港へと変貌を遂げています。当時の空港はトロントの建築家“ジョン・バーネット・パーキン”により設計され1964年に完成。20世紀のカナダで最も偉大な政治家と評されるレスター・ボールズ・ピアソン首相にちなみ現在のトロント・ピアソン国際空港へと名称が変更されました。1972年にターミナル2、1993年にターミナル3、2004年に新しいターミナル1がオープンしますが、その後ターミナル2はターミナル1に統合され、現在はターミナル1・3の2つのターミナルが稼働しています。
トロント・ピアソン国際空港の歴史は公式ホームページに掲載されています。
47の航空会社が160以上の目的地に就航するトロント・ピアソン国際空港は、カナダで最も就航数の多い空港です(2023年時点)。国内線(Canada)・国際線(International)・米国線(USA)の入出国フロアがターミナル1・3にあり、AからFのコンコースから搭乗します。ターミナル1は主にエア・カナダやスターアライアンスの航空会社が使用し、コンコースが3つに区分され、西側がD、東側がF、Fの南側に突き出ている部分がEになります。ターミナル3はウエストジェット航空やスカイチームに加盟している航空会社とワンワールド系列の各社が利用し、コンコースは西側がA、東側がB、南側先端がCになります。成田国際空港(NRT)、羽田空港(HND)からトロント・ピアソン国際空港へは、エア・カナダの直行便で約12時間です。
就航する航空会社や、国内線(Canada)・国際線(International)・米国線(USA)それぞれの就航都市(目的地)一覧は公式ホームページで確認できます。
トロント・ピアソン国際空港はターミナル1とターミナル3があり、どちらのターミナルにも航空会社や利用するクラスに関わらず有料で利用できるプラザプレミアムラウンジやレストラン、ショッピングエリアがあります。空港内の施設や店舗の情報はターミナルマップや、場所がピンポイントで検索できるインタラクティブマップで探すことができます。
空港内には数多くの見どころ、グルメ、ショッピングを楽しめるエリアや便利なサービスがあります。トロント市内で人気のレストランや、主食として親しまれているベーグルのお店、ファストフード店などが揃いどこに行こうか迷うほどです。カナダ発祥のブランドショップや日本では手に入らないアイテムが購入できるお店でショッピングが楽しめるでしょう。お土産に欠かせないメープルシロップ、日本で“デザートワイン”と名高い人気のアイスワインは免税店での購入をおすすめします。搭乗までの時間をゆったりと過ごせるラウンジ、フィットネスジム、数多くのオブジェ・アートが空港内を彩ります。
ここではトロント・ピアソン国際空港の見どころやグルメ、ショッピング、便利なサービスなどを紹介します。
空港にはターミナル1・3のどちらのフロアにも数多くのレストランやカフェがあります。ボッコーネ・トラットリア・バイ・マッシモカペラは市内では本格的なイタリアンレストランですが、空港内はカジュアルで利用しやすくおすすめです。トロントで主食として親しまれているベーグルのお店キャプランスキーデリや、ファーストフードではサブウェイやティム・ホートン、スターバックスがあります。スターバックスとカナダを代表するティム・ホートンはそれぞれ空港内に9か所あり、ティム・ホートンではコーヒーと共にドーナッツなどが手軽な値段で食べられます。スターバックスにはカナダ限定デザインのタンブラーやマグカップがあり、お土産に喜ばれるでしょう。
空港内のレストランやカフェの一覧は公式ホームページから確認できます。
空港にはカナダ発祥のブランド店が数多くあり、日本では手に入らないアイテムが購入できます。カナダでお土産に欠かせないメープルシロップは、カナダらしい楓の葉の形の瓶入りのものに人気が集まります。メープルシロップを使った商品も多く、楓の葉の形をしたクッキーの間にクリームを挟んだお菓子はいかがでしょう。また、ナイアガラオンザレイク周辺のワイナリーで生産されるアイスワインはぶどうを氷結して作るワインで、日本では“デザートワイン”と呼ばれ人気があります。
空港内のショップ一覧は公式ホームページから確認できます。
空港内にはターミナル1・3両方に免税店があり、数多くのブランド専門店や免税店が並びます。カナダ名産のアイスワインや純正メープルシロップは希少で値が張るため、免税店での購入がおすすめです。
空港内にはプラザプレミアムラウンジがターミナル1、3にそれぞれ3か所あります。利用料金は2時間50カナダドル、3時間60カナダドル、6時間80カナダドル、2歳から11歳の子どもは大人料金から30%オフ、プライオリティ・パスの保有者と2歳未満の子どもは無料で利用できます。すべてのラウンジでは、無料のWi-Fi、新聞、雑誌、飲み物、シャワールームが利用できますので搭乗の時間までゆっくり過ごすのはいかがでしょう。サービスの内容や営業時間はラウンジごとに異なり、空港の公式ホームページから予約することができます。
空港内には東京ドームと同じ広さのフィットネスジム“グッドライフフィットネス”が併設されています。様々なマシンやプログラム、シャワールーム、更衣室が完備されています。早朝からオープンしていますのでフライト前に利用してはいかがでしょう。一日利用券は25カナダドルで、フィットネスウェアやシューズは別途有料でレンタルでき手ぶらで利用することができます。
トロント・ピアソン国際空港には、ロイヤル・オンタリオ博物館監修の作品が数多く展示されています。その中でも特に目を引くコレクションを3つ紹介します。そのほかの作品は公式ホームページ“アート一覧”から確認できます。
レオナルド・ダヴィンチが描いた飛行機の絵からインスピレーションを得たと言われます。高性能樹脂レキサンシートで造られた長さ1.5mの19体の飛行機をケーブルで吊り下げたこの作品は、“空を飛ぶ高揚感を表現した”と作者のロバート・チャールズ・コイルは説明しています。
高さ4.35m、幅13.86mの4つの巨大なスチールのドームは、通り抜ける時に声がエコーのように響くのを楽しむことができます。
天井に大きな矢印が渦を巻いているようなこの作品は、すべての人が同じように感じる自然現象・天気と飛行との密接な関係が表現されています。
通常は利用されないターミナル“ビスカウントステーション”の隣にあるアルトホテルトロントエアポートには、トロント市街地からターミナルリンクでアクセスできます。館内にはレストランやカフェのほか、24時間利用できるフィットネスジムがあります。
シェラトンゲートウェイホテル・トロントインターナショナルエアポートはターミナル3フロアから直結しています。館内には本格的なレストラン、バー、カフェ、プールやフィットネスジムなどの設備が充実しています。シェラトンクラブに入会すると、ホテル利用者専用のシェラトンクラブラウンジで朝食や軽い軽食、部屋のアップグレードなどのサービスが受けられます。
ほかにも、空港からトロント市内までシャトルサービスが利用できるホテルが数多くあります。
トロントの高層ビル群に建つ高さ553.33mのCNタワーは、日本のスカイツリーと中国の広州タワーに次ぐ高さを誇る自立式電波塔です。塔内はレストラン360や展望台の他に、空中散歩が体験できるアクティビティ”エッジウォーク”があります。地上356mにあるエッジウォークは世界で最も高所にある“ハンズフリーウォーク”として知られ、360度の景色を一望することができます。
オンタリオ湖沿いのウォーターフロントは、2001年から大規模な再開発が行われている注目のスポットです。800ヘクタールに及ぶエリア内には遊歩道やカフェなどが建ち並び、夏にはオンタリオ湖を見渡しながら日光浴やテラスでお酒が飲めるパティオバーが人気です。フェリーでオンタリオ湖に浮かぶトロント島へ渡る場合は約2時間のハーバークルーズがおすすめです。
ニューヨーク州との国境に位置するナイアガラの滝は、アフリカのヴィクトリアの滝、南米のイグアスの滝と合わせて世界3大瀑布として知られます。トロント・ピアソン国際空港からは1時間30分ほどで訪れることができます。ナイアガラの滝はカナダ滝、アメリカ滝、ブライダルベール滝に分類され、テーブルロック・ウェルカムセンターなどのサービスセンターや展望台が数多くあります。
電源をチャージするための充電ステーションがあるほか、無料Wi-FiやiPadがレンタルできます。Wi-Fiに接続するには設定のネットワークリストから“TorontoPearsonPublic”を選択し、利用規約に同意し“接続”をクリックします。
利用規約のページが自動的に開かない場合はブラウザを起動し、Webサイト(例:torontopearson.com)を手動で開きます。表示された”同意(I Agree)“をクリックするとWi-Fiに接続されます。また、iPadがターミナル1、3にあるプラザプレミアムラウンジでレンタルできます。
空港内には、外貨両替所や銀行のほか、薬局、礼拝堂、ペットリリーフエリア、授乳室などがあります。その他のサービスや営業時間は公式ホームページでご確認ください。
トロント中心部からトロント・ピアソン国際空港までは、トロントの主要交通機関トロント・トランジット・コミッション/Toronto Transit Commission(TTC)や、空港まで乗り換えなしで行けるユニオン・ピアソン・エクスプレス/Union Pearson Express(UP Express)、バス、タクシー、Uber・Lyftなどでアクセスできます。
ユニオン・ピアソン・エクスプレスはトロント中心街にあるユニオン駅とトロント・ピアソン国際空港のピアソン駅間を約25分で結ぶ列車です。アップ・エクスプレス(Up Express)の名でも知られ始発がユニオン駅発4時55分、空港発が5時27分、最終はユニオン駅発が午後11時、空港発は午後11時27分でその間30分毎に発着します。運賃は大人12.35カナダドルですが交通系プリペイドカードPRESTOで支払う場合は9.25カナダドル、12歳以下は無料で乗車できます。
トロント・トランジット・コミッション(TTC)には地下鉄、バス、路面電車があり、チケットは共有で利用できます。TTCを利用して空港へアクセスする場合は、大人は3.25カナダドルで交通系プリペイドカードPRESTOが利用できます。市内からのアクセスは地下鉄グリーンラインで終点のキンプリング(Kipling)駅まで移動し、改札を出ずに駅構内バス停から“900エアポートエクスプレス(900 Airport Express)”に乗車します。ターミナル1はキンプリング駅から3つ目、ターミナル3は4つ目の停留所です。
ターミナル・リンク・トレインは、ターミナル1と3の間を24時間シャトル運転します。ターミナル1の駅はユニオン・ピアソン・エクスプレスに接続し、ターミナル3の駅はシェラトンゲートウェイホテルに直結しています。
空港ではウーバー(Uber)、リフト(Lyft)などの配車サービスが24時間利用できます。アプリをダウンロードして配車を予約し、利用後は登録したクレジットカードから清算されます。乗車場所はターミナル1・3共に玄関口にあり、”Ride App Pickup”と表示があります。
空港内にトリップアドバイザーのアンテナショップトリップアドバイザーストアがあり、設置のモニターから観光施設やホテル、レストランなどの情報や口コミ、利用者が撮影した写真が閲覧できます。世界中から集まる豊富な口コミ情報から、スケジュールに合わせた旅のプランを検討してはいかがでしょう。ショップではガイドブックやモバイルアクセサリーなど旅の必需品のほか、カナダの名産品、軽食、ドリンク、トリップアドバイザー・ブランドのアパレル製品などが販売されています。
カナダへの観光や短期出張などを目的とした渡航の際は、事前にeTA(イータ)を申請する必要があります。eTA(イータ)はカナダ政府およびIRCC(カナダ移民・難民・市民権省)が定める電子渡航認証制度で、空路で入国する場合のみ年齢を問わず申請が必須です。IRCCでは少なくとも出発3日前までにオンラインにて申請を行うことを推奨しています。eTA(イータ)の有効期限は5年間となりますが、パスポートの有効期限が5年未満の場合はeTA(イータ)も同日に失効しますので注意が必要です。1度の渡航で最大180日間の滞在が認められます。ただし、就労や留学のために長期滞在を希望する場合は就労ビザや学生ビザを取得しなければなりません。eTA(イータ)申請に関する詳細は“eTA(イータ)とは”をご確認ください。
更新日 : 2023/09/27
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