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更新日 : 2024/03/06
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更新日 : 2024/07/12
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更新日 : 2023/10/13
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更新日 : 2024/02/05
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更新日 : 2023/10/13
更新日:2024/07/23
Contents
NUMBEOが毎年発表している「住みたい国ランキング」の2024年版では、2019年に発生した新型コロナウイルスによる世界的感染拡大の影響を強く受けた2023年版からやや落ち着きを見せています。このページでは「住みたい国ランキング2024年版」より、世界情勢の影響とそれにより生じる生活の質の変化について解説します。
世界中の都市や国々の生活情報をデータベース化するサービスで、様々な側面から評価した”生活の質指数”をもとに「住みたい国ランキング」を毎年前期と後期の2回発表しています。 “生活の質指数”とは、購買力指数、生活費指数、住宅価格と所得の比率、安全性指数、健康管理指数、通勤時間指数、汚染指数、気候指数を考慮し全体的な生活の質を推定したものです。なお、データは各国のユーザーから提供されているため、渡航する前に現地の物価や治安について知ることもできます。
日本は前年に続き治安の良さと医療制度が評価され、今年は順位が2つ上昇し11位にランクイン。上位国の中でも住宅費の高さがネックでしたが、コロナによる物価高の影響で支出の制限や需要減少の傾向がみられます。カナダは前年から順位を8つ落とし33位、隣国のアメリカは2つ上昇し15位となりました。
“生活の質”を数値化させた各指数は、前年と比べ特に購買力と生活費の割合の低下が見られます。しかし、今年評価された安全面の指数は上昇し、カナダでは治安の低さが目立ちました。現在日本ではコロナ禍で激減していた外出消費が改善するも、消費全体として未だ低迷が続く状態です。その一方で、2024年春頃の賃上げ率の高さから消費指数が上向きになる傾向が予想されます。円安や国際的な原材料価格の高騰が続き生活費の節減を余儀なくされる中で、今後“住みやすさ”がどのように変化するか各指数の動きが重要になります。
イギリスの経済誌“エコノミスト”が発表した「世界で最も住みやすい都市(The Global Liveability Index 2023)」ランキングで上位10都市にカナダ3都市がランクイン。バンクーバーが5位、カルガリーが7位、トロントは9位となりました。このランキングは、世界173都市を対象に医療、安定性、文化、教育、インフラを含む30以上もの項目を数値化し、住みやすさを評価したものです。その中で安定性、教育、医療のほか、インフラという点で高く評価されたカナダ3都市を紹介します。
カナダ国内でトロント、モントリオールに次ぐ大都市に数えられるバンクーバーは、医療や教育の基盤が高水準を維持し、留学先に人気の都市です。また自然が多く都市の治安も良いことが暮らしやすい理由に挙げられ、多くの移民が住んでいます。特にアジア系の移民が多く、バンクーバー住民の中で約46%を占めています。日本食を含むアジアのレストランが多く、スーパーでも手軽に日本製の食材が購入できるのもメリットです。
カルガリーはカナダのビジネス主要都市として、経済発展・都市開発が進む最先端の街です。農業や石油産業が盛んで、近年では自然環境や文化を生かした観光業にも力を入れています。物価は安価で、消費税は一律5%(GST)なので他州と比べ税負担が軽いのが利点です。さらに医療では国民皆保険制度を採用し、原則としてすべてを税財源で公的に負担してくれます。公共交通機関やシェアバイクのサービスの利便性、治安の良いことから家族で生活しやすい地域です。
オンタリオ州の州都トロントは、都市と大自然が調和している街並みが特長です。同州の人口は半数近くが移民とされ、世界で最も多様な文化の都市と呼ばれています。様々な文化を持つ人々と交流したい方にぴったりな環境と言えるでしょう。治安や衛生、公共サービスなどいずれも高く評価され、雇用も充実している利点があります。IT、金融、流通、ホスピタリティなど業種やポジションも多岐にわたり、雇用機会が豊富な点も暮らしやすい理由に挙げられます。
カナダでの長期滞在や就労・留学を希望する際は目的に合わせたビザの取得が必要となりますが、6か月以内の滞在ではeTA(イータ)申請のみでカナダへの渡航が認められます。ただし、6か月以内の滞在でも現地での就労を予定している方はeTA(イータ)申請の対象外となります。
カナダでの短期滞在に必要なeTA(イータ)に関する詳細は「eTA(イータ)とは」をご確認ください。
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