バンクーバーの四季と天気 季節にあわせた服装について

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バンクーバーの四季と天気 季節にあわせた服装について

更新日:2023/11/14

バンクーバーの天気と気候について

カナダの南西部に位置するバンクーバーは、トロントモントリオールに次いで人口が多いカナダ第三の都市です。緯度は北海道とほぼ同じですが、暖流の影響により真冬でも氷点下を下回る日はほとんどありません。アメリカとの国境に近く観光名所が多いため、初めてのカナダ旅行にお勧めの地域です。
このページではバンクーバーの天気や気候に関する特徴、季節に相応しい服装などについて解説します。

バンクーバーの1年間の気候と特徴

「レインクーバー」と呼ばれるほど雨の多い都市として知られるバンクーバーですが、夏は湿気が少なく過ごしやすい気温が続きます。冬場の気温は東京と比べやや低い傾向にありますが、積雪量は少なく氷点下を下回る日はほとんどありません。厳しい寒さが続く印象のあるカナダのなかで、バンクーバーは気温が安定しているため過ごしやすい地域です。ここではバンクーバーにおける各月の平均気温を、東京の気温と比較しながら紹介します。

バンクーバーの1月の気候と特徴

バンクーバーの平均気温4°C
東京の平均気温6°C

バンクーバーの1月は最高気温が9℃・最低気温が3℃で、東京都と大きな差はありません。1月は曇りの日が多くすっきりとしない天候が続くため、気分も落ち込みやすくなりがちです。屋内でのストレッチやアクティビティに参加するなど、なるべく身体を動かして心もリフレッシュしましょう。

バンクーバーの2月の気候と特徴

バンクーバーの平均気温5°C
東京の平均気温7°C

2月も寒い日が続き、平均気温は東京と大きな差はありません。年末年始と異なりイベントが少ないため、渡航者は少なく観光地は閑散期となります。2月の天気は大半が雨か曇りで、みぞれが降る日もあるでしょう。天候が崩れやすいため、外出の際は防寒・防水グッズの用意をお勧めします。

バンクーバーの3月の気候と特徴

バンクーバーの平均気温7°C
東京の平均気温10°C

3月の平均気温はまだ一桁台と寒い日が続きますが、少しずつ春の気配を感じるでしょう。次第に晴れの日が増え、散歩やトレッキングなど屋外でのレジャーが楽しめます。春先は気候が変わりやすく雨が続く日もあるため、外出の際は雨具を用意しておくと便利です。

バンクーバーの4月の気候と特徴

バンクーバーの平均気温9°C
東京の平均気温15°C

4月には花の開花や植物の芽吹きが報告されますが、東京と比べると気温は低い傾向にあります。特に朝晩は冷え込みが厳しい日もあるため、厚手のコートや手袋が必要でしょう。4月後半から次第に気温は上昇しますが、まだ春とは呼べない寒さが続きます。重ね着ができる薄手のコートやシャツでの防寒対策をお勧めします。

バンクーバーの5月の気候と特徴

バンクーバーの平均気温13°C
東京の平均気温19°C

5月頃からようやく春の陽気が感じられ、バンクーバーは観光シーズンを迎えます。気温が上昇し、散歩やアウトドアスポーツも軽装で楽しめるでしょう。晴天の日が増え、Tシャツの上に薄手の上着を1枚羽織る程度で心地よく過ごせます。

バンクーバーの6月の気候と特徴

バンクーバーの平均気温15°C
東京の平均気温22°C

6月は年間で最も日照時間が長く、夏至の日は日没が22時頃となります。平均気温は15℃と東京より低いため、曇りの日は肌寒く感じる場合もあるため長袖を用意しておくと便利です。また、バンクーバーは梅雨がなくこの時期も晴天が続き、本格的なアウトドアシーズンを迎えます。

バンクーバーの7月の気候と特徴

バンクーバーの平均気温18°C
東京の平均気温26°C

バンクーバーの7月は東京の5月頃に該当し、湿気がなく過ごしやすい日が続きます。日中は日差しが強いため、帽子やサングラス・日焼け止めを用意しましょう。帽子やサングラスはバンクーバーで調達できますが、海外製の日焼け止めは効果が強く洗っても落ちにくい商品もあります。肌への負担を避けるため、日焼け止めの持参をお勧めします。

バンクーバーの8月の気候と特徴

バンクーバーの平均気温18°C
東京の平均気温27°C

8月の気候は7月と概ね差がなく過ごしやすい日が続きます。雨の日が少なく空気が乾燥するため、山火事の発生に注意が必要です。山火事が発生した際は都心部まで煙や粉塵(ふんじん)が充満し、長期にわたる場合は健康被害を及ぼす恐れもあります。滞在中に山火事が発生した際には火元付近を避け、なるべく外出を控えるようにしましょう。

バンクーバーの9月の気候と特徴

バンクーバーの平均気温15°C
東京の平均気温24°C

9月に入ると次第に気温が下がり、秋の気配を感じます。日中は半袖1枚で過ごせますが朝晩は冷え込むため、長袖の上着を用意し体温調節を行ってください。9月下旬からは雨天の増加にともない、気温はさらに低下します。寒さが苦手な方はジャケットや薄手のコートなど、秋冬用の衣類を用意しましょう。

バンクーバーの10月の気候と特徴

バンクーバーの平均気温10°C
東京の平均気温19°C

10月からは本格的に雨の日が増え、気温も急激に下がります。帽子やマフラーなどの防寒具は不要ですが、シャツや上着は厚手で風を通さない素材をお勧めします。冬の気配が感じられるほど冷え込む日もありますが、カエデやモミジが綺麗に色づき紅葉を楽しめる季節となります。バンクーバーの秋は短く1か月ほどのため、10月に訪れる方は貴重な季節を満喫できるでしょう。

バンクーバーの11月の気候と特徴

バンクーバーの平均気温7°C
東京の平均気温13°C

11月は冷え込みが厳しくなり、雨の日も増える傾向にあります。マフラーやカイロなどのほか、折り畳み傘やレインコートが重宝するでしょう。湿気の多い日本とは異なり、バンクーバーは小雨や霧雨が特徴です。曇りの日は特に天気が変わりやすいため、外出の際は突然の雨に備えて雨具の用意をお勧めします。

バンクーバーの12月の気候と特徴

バンクーバーの平均気温4°C
東京の平均気温9°C

12月は1月と同様の気温で寒い日が続きます。ただし、氷点下まで気温が下がる日は少なく、都心部での積雪は滅多にありません。冬は日照時間が短く夕方過ぎに日没となりますが、クリスマスのイルミネーションが鮮やかに街を彩ります。街が賑わいをみせるバンクーバーの12月は、カナダらしい冬を体験できるでしょう。

バンクーバーで快適に過ごせる服装

バンクーバーで快適に過ごせる服装

バンクーバーは日本と比べて夏が短く冬が長い気候が特徴です。旅行の際は事前に現地の気候を確認し、季節に合わせた服装を準備しましょう。市内には多くのアパレルショップが建ち並んでいるため、現地で天候にあわせた衣類の調達も可能です。バンクーバーへ渡航する前に、季節ごとに相応しい服装を紹介します。なお、カナダでは日の出時刻が早まる3月~11月にかけてサマータイムを導入しています。サマータイムに関する詳細は「カナダ主要都市と日本の時差・サマータイムについて」をご確認ください。

春におすすめの服装

3〜4月は肌寒い日が続くため、厚手のコートやセーターが必須です。5月頃から次第に気温が上がり、晴天の日中は長袖シャツ1枚で快適に過ごせるでしょう。5月以降は晴天の日が増え、アウトドアレジャーに最適な時期を迎えます。汗ばむような陽気にも恵まれるため、速乾性のある衣類や動きやすい服装をお勧めします。

夏におすすめの服装

バンクーバーの夏は日本と比べて気温・湿度ともに低く、半袖やワンピース一枚で快適に過ごせます。日中は特に日差しが強いため、アウトドアレジャーの際は帽子やサングラス・日焼け止めを準備しておきましょう。朝晩は急激に気温が下がる日もあるため、すぐに羽織れる長袖の用意をお勧めします。

秋におすすめの服装

秋は東京と大きな気温差はなく、Tシャツに薄手のジャケットなど軽く羽織る服装で快適に過ごせます。10月以降は雨の日が増えるため、折り畳み傘や雨具が必要です。現地でレインコートや長靴は購入可能ですが、カナダで折り畳み傘の販売数は少ないため持参をお勧めします。11月以降は気温が急激に下がるため、渡航する際は雨具のほか厚手の衣類を用意しておきましょう。

冬におすすめの服装

冬も東京と大きな気温差はありませんが、朝晩は冷え込みが厳しい日が続きます。本格的な防寒具が必須となり、渡航の際はダウンジャケットや厚手のセーターを用意しましょう。また、冬は雨季に該当するため雨の日も多くなります。長期滞在の際はレインコートのほか、長靴を準備しておくと安心です。山間部でのレジャーを楽しみたい方はさらに十分な防寒対策が必要ですが、都市部での積雪は滅多にありません。外出の際は体温が下がらないよう、ブーツ・マフラー・手袋の着用をお勧めします。

バンクーバーの四季

バンクーバーの四季

バンクーバーには日本と同じく四季があり、季節ごとの景色やレジャーが楽しめます。厳しい寒さで知られるカナダの中では冬も温暖な地域のため、夏は晴天が続き秋は美しい紅葉が山々を彩ります。
季節により様々な表情を見せるバンクーバーの四季について解説します。

バンクーバーの春 (3月~5月)

バンクーバーは3月ごろから平均気温が10℃を超える日が増え、4月には満開の桜が楽しめる頃を迎えます。朝晩は肌寒い日が続き山間部では降雪もみられるため、渡航の際はコートやダウンジャケットが手放せません。3月~4月中旬は日本の冬と同様の服装で、以降から5月下旬は気温が上がるためは厚手の衣服は不要となります。視覚的にも春を満喫できる3~5月は、ハイキングやキャンプを体験したい方にお勧めの時期です。

バンクーバーの夏 (6月~8月)

夏は一年の中で最も快適に過ごせる季節です。平均気温は20℃前後で、30℃を超える日も日本と比べ湿度が少ないため爽やかな気候のなかスポーツやアクティビティを楽しめるでしょう。日没は21~22時頃となるため、都市部のレストランでは遅い夕食をとる市民や観光客で賑わいます。爽快で快適な日が続く夏は観光シーズンのピークを迎え、様々なアウトドアレジャーを堪能したい方に最適な時期です。

バンクーバーの秋 (9月~10月)

バンクーバーは9月下旬から次第に気温が下がり、降水量も増加します。特に10月以降は雨の日が増えて日照時間も減少するため、晴れた日は街中の散策や公園で日光浴がお勧めです。バンクーバーの秋は雨季にあたりますが、東南アジアのような激しいスコールに見舞われる日は滅多にありません。頻繁に霧雨や小雨が降るため、秋に渡航する際は折りたたみ傘を用意しましょう。秋のバンクーバーはおよそ1か月で終わりを迎え、美しく鮮やかな紅葉が冬の訪れを伝えます。

バンクーバーの冬 (11月~2月)

バンクーバーの冬は曇りや雨の日が多く不安定な天候が続きます。氷点下を下回る日は少なく都市部での降雪は非常に少ない気候が特徴です。ただし、まれな積雪で交通機関が乱れるケースもあるため、冬季の渡航は時間に余裕を持って行動しましょう。12月はクリスマスのイルミネーションやカウントダウンイベントなどが開催され、活気ある雰囲気のなか市民や観光客で賑わいをみせます。

季節別に楽しめるバンクーバーのアクティビティ

季節別に楽しめるバンクーバーのアクティビティ

バンクーバーは都市と山間部を併せ持つ立地を活かし、豊かな自然が楽しめるアクティビティと都会ならではの利便性が観光客に人気です。季節によって体験できるアクティビティが異なるため、予め相応しい時期や期間を把握しておきましょう。バンクーバーには他にも多数の観光スポットがあります。詳細は「カナダ・バンクーバーの観光スポット13選 見どころやおすすめ料理を紹介」をご確認ください。

春・夏に楽しめるアクティビティ

「レインクーバー」と呼ばれるほど雨の多いバンクーバーも、春夏は晴天の日が続きます。都市部は自然に囲まれており、わずかな移動時間で様々なアクティビティが楽しめる環境がバンクーバーの魅力です。春夏に楽しめる代表的なアクティビティを紹介します。

雄大な姿が鑑賞できる「シャチ・ホエールウォッチング」

海が近いバンクーバーでは、4月から10月にかけて雄大なシャチやクジラの姿を観賞できます。北側のジョンストン海峡は7月~9月中旬、南側のハロ海峡は5月~9月下旬がベストシーズンとなり95%の高い遭遇率を誇ります。 時期や天候により、オットセイやアザラシなどの野生動物にも出会えるでしょう。

スタンレーパークの「レンタルサイクリング」

バンクーバー最大の公園スタンレーパークでは、1時間7〜10ドルで自転車のレンタルが可能です。園内は自転車の専用通路があり、青い海が広がる港やダウンタウンの街並みを眺めながらサイクリングが楽しめます。専用通路の途中にある灯台や芝生などが、写真撮影に最適なスポットとして観光客に人気です。晴天の爽やかな気候のなか、サイクリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

「キャピラノ・サスペンション・ブリッジ・パーク」の吊り橋

キャピラノ・サスペンション・ブリッジ・パークは全長137m高さ約70mの巨大な吊り橋を中心とした、バンクーバーで最も人気のあるアクティビティパークです。断崖絶壁のスリルが味わえるクリフ・ウォークや、周囲の森林を利用したトップ・ツリーなど雄大な自然を楽しめるでしょう。吊り橋を渡った先にはトレイルコースとグラウス・マウンテン展望台があり、トーテムポールが並ぶ公園やギフトショップも併設しています。1~9月はバンクーバー都心部から無料シャトルバスが利用できます。

秋・冬に楽しめるアクティビティ

バンクーバーの都心部は降雪が少ない傾向にありますが、近郊の山間部ではスキーやスノーボードが楽しめる施設が多くあります。冬季限定リンクでのスケートや、スピード感あふれるアイスホッケー観戦など、秋冬にお勧めのアクティビティを紹介します。

雄大な自然のなかで楽しめる「スキー・スノーボード」

バンクーバーの中心部から30分圏内には冬のアクティビティを楽しめるスポットが多数あり、冬は世界中から多くのスキーヤー達が訪れます。なかでもグラウス・マウンテンサイプレス・マウンテンシーモア・マウンテンは地域で有名なスキースポットとして古くから親しまれてきました。春夏にはハイキングコースとしても人気で、市民や観光客で賑わいをみせています。

カナダの国技「アイスホッケー観戦」

アイスホッケーはカナダの国技で、冬季はバンクーバーに本拠地を置くバンクーバー・カナックスの試合を間近で観戦できます。チケットはオンラインにて購入可能なため、渡航前にチケットの購入をお勧めします。選手同士による激しいせめぎ合いや、アイスリンクが削れる迫力ある音を競技場で体感してみましょう。

冬の定番「ロブソンスクウェア・アイススケートリンク」

冬は年間を通して最も雨も多い時期です。ロブソンスクウェア・アイススケートリンクは巨大なガラス張りの屋根の下に設営されているため、天候に左右されずスケートが楽しめます。敷地内にはショッピングモールや多くのレストランもあり、充実した1日を過ごせるでしょう。シューズレンタルは5ドルで、ヘルメットは無料で貸し出しを行っています。

バンクーバー旅行にはeTA(イータ)申請が必要

観光旅行や短期出張を目的として空路でカナダへ渡航する日本国際の方は、eTA(イータ)の事前申請が必要です。eTA(イータ)はカナダ政府および移民局が定める電子渡航認証制度で、オンラインによる申請が必須となります。eTA(イータ)の利用はカナダ連邦政府が定めるVWP(ビザ免除プログラム参加国)の市民が主な対象です。空路でカナダへ渡航するVWP参加国の市民はeTA(イータ)申請が必須となり、陸路と海路で入国する方は申請の必要はありません。
なお、eTA(イータ)は取得日から5年間有効となります。有効期間内は複数回のカナダ渡航が認められ、最長180日間の滞在が可能です。
eTA(イータ)の詳細と申請方法は「カナダ電子渡航認証eTA(イータ)申請方法の手順と記入例」をご確認ください。

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