カナダ旅行にかかる費用と相場

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カナダ旅行にかかる費用と相場

カナダ旅行にかかる費用と相場

広大な国土をもつカナダは、訪れる都市により高額な渡航費が必要となる場合があります。目的地により渡航費の相場が大きく異なるため、予算を決めた上で旅行先を探すことをお勧めします。このページではカナダ旅行にかかる費用と相場、早期割引や為替レートなどで旅費を抑える方法、カナダ貨幣の種類やチップ支払い時の注意点などを紹介します。

カナダ旅行にかかる費用と相場

カナダ旅行の費用は目的地によって宿泊費や往復の航空料金が大きく変わります。目的地が決まっていない場合は、あらかじめ予算を決めた上で訪問先を探してみてはいかがでしょうか。特にカナダ旅行が初めての方は、現地での食費や交通費などの相場を把握しておくと予算が決めやすいでしょう。航空券の早期購入割引やツアーの早割プランを利用した場合は更に費用を安くすることができます。
また、為替レートは常に変動するため、円高のタイミングに両替することで旅費を抑えることが可能です。

カナダで扱われる通貨

カナダで扱われる通貨は“カナダドル(Canadian Dollar/CAD)”です。通常は「$」で表記されますが、他のドル通貨と区別するために「C$」と表記することもあります。紙幣は$100・$50・$20・$10・$5の5種類となり、素材は紙ではなくポリマーというプラスチックが使用されています。プラスチックの紙幣は2011年後半に偽造防止対策として導入されました。

硬貨は$2・$1・¢25・¢10・¢5の5種類で、それぞれに名称があります。
  • $2 トゥーニー (Toonie)
  • $1 ルーニー (Loonie)
  • ¢25 クウォーター (Quarter)
  • ¢10 ダイム (Dime)
  • ¢5 ニッケル (Nickel)

以前は¢1(ペニー/Penny)も流通していましたが、¢1硬貨1枚の製造に¢1を超える費用がかかるなど財政負担の理由から2013年2月4日で廃止になりました。現金支払いの際は¢1を利用する必要がないよう端数に応じて値段の切り捨て・切り上げが行われますが、カード決済の場合は¢1単位まで額面通りの決済が行われます。

カナダ旅行でかかる費用や物価

カナダ旅行の費用には、現地までの交通費、宿泊費、食費、滞在先での交通費、観光地での施設利用・入場料、サービスを受けた際のチップなどがあります。カナダ旅行の一般的な費用と相場を紹介します。

航空券

日本からカナダへのフライトは、日本航空(JAL)全日空(ANA)エア・カナダ(ACA)の3社が就航しています。直行便は格安航空会社の利用で片道5万円台、乗り継ぎ便は片道3万円台から航空券を購入できます。それぞれメリットとデメリットがあるため予算や旅行スタイルに合わせた航空券を選びましょう。

直行便

メリット

  • 乗り継ぎ便と比べて渡航時間が短い
  • 乗り継ぎがないため移動が楽
  • 空港で預けた荷物の移動がないため紛失するリスクが少ない

デメリット

  • 乗り継ぎ便と比べて航空券が高い

乗り継ぎ便

メリット

  • 直行便と比べて航空券が安い
  • 乗り継ぎ時間が長い場合は経由地の観光が可能(経由地によってビザが必要となる場合があります)

デメリット

  • 直行便と比べて渡航時間が長い
  • 経由する空港内で移動や手続きが必要
  • 預けた荷物を経由地の空港で積み替えるため、紛失するリスクがある

航空券の料金は渡航時期により変動します。ハイシーズンとなる7月~9月は往復で20~25万円程度と高額な一方、観光客が減少する1月~2月は往復10~15万円程度まで下がる傾向にあります。渡航費用を抑えることが出来ますが、カナダの冬は気温が氷点下となり厳しい寒さが続くため渡航する際は十分な防寒対策を行ってください。なお、冬の時期でもクリスマスやニューイヤーの時期は料金が上がるため注意が必要です。現地のイベント情報や気候をチェックしながら旅のスケジュールを立てましょう。

宿泊費

カナダの一般的な宿泊施設と1泊あたりの料金の目安を紹介します。宿泊施設の種類は、ホテル、B&B、ゲストハウス、ホステル、モーテル、Airbnbなどがあり、滞在する都市や宿泊施設によって相場が異なります。

宿泊施設の種類 1泊の料金の目安
ホテル 10,000円~
B&B 8,000円~
ゲストハウス・ホステル・モーテル・Airbnb 5,000円~

大人数で宿泊する場合はAirbnbの利用もお勧めです。現地の別荘やツリーハウスなどに泊まることができます。料金は人数や貸し切りの有無により変動しますが、目安として一泊5千円程度から宿泊可能です。
宿泊費も航空券と同様に夏期は高額になり、冬期は価格が下がります。トロントバンクーバーなど人気な観光地では夏季休暇などのシーズンは更に料金が上がります。なお、スキーやオーロラ鑑賞で人気のイエローナイフは冬期でも観光客が多く訪れるため宿泊料金は下がらず、年末年始は大幅に価格が上昇します。

カナダ旅行にかかる費用と相場

パッケージツアー

観光目的で渡航する場合はパッケージツアーの利用もお勧めです。例えば、カナダの旅行先として有名なバンクーバー行きツアーなら直行便、乗り継ぎ便、いずれの場合でも9万円前後、イエローナイフでのオーロラ観賞や『赤毛のアン』で有名なプリンスエドワード島を観光するツアーなら20万~30万円前後の料金で旅行できます。パッケージツアーは渡航先の交通費やツアーガイドの料金が旅行代金に含まれるため、現地での追加支出を抑えられます。
パッケージツアーの値段は季節により変動します。ハイシーズンとなる7月~9月は約20~25万円程度、寒さが厳しくなる1月~2月は約10~15万円が目安です。ただし、クリスマスやニューイヤーの時期は冬季でも料金が高額となります。スキーなどのウィンターレジャーを目的としたツアーは冬季がハイシーズンとなるため料金は下がりません。渡航する方は目的地のアクティビティやイベント情報を確認した上で旅行の計画を立てましょう。

食費

カナダ旅行での外食費は日本と比べて値段が高めです。メニューに記載される料金は税抜き価格の場合が多く、支払い時に消費税5%と5~10%の州税が上乗せされます。また、カナダではサービスを受けた際にチップを渡す文化があり、相場として支払額の10~15%程度が必要です。ただし、料金にサービス料や配送料が加算されている場合は不要となります。
旅行先での食事はファストフードのようなカジュアルな店からドレスコードがある店まで様々で、料理の種類によっても値段が異なります。旅行の前にグルメサイトなどで料金の目安を確認しましょう。また、訪れた先のマーケットで食材を調達して自炊をしたり、デリバリーでグルメを楽しむ方法もあります。

交通費

カナダには徒歩や無料の公共交通機関で回れる観光地が多いため、高額な交通費は必要ありません。しかし、不慣れな街では乗り間違えなど不測のトラブルが起きる場合があります。移動手段の選択肢を増やすためにも交通費は多めに準備することをお勧めします。
ここでは、カナダで人気の観光都市における交通費の目安を紹介します。

トロント

トロントでは路面電車・地下鉄・バスが良く利用されています。1時間以内であれば一律料金で乗り換えも自由にできる“PRESTカード”が便利です。PRESTカードは専用のカードを購入するか、スマートフォンに公式アプリをインストールして利用します。カードかスマートフォンを自動改札機にタッチすると、チャージした料金が自動的に引き落とされます。また、社会福祉に力を入れているカナダでは障がいのある方専用の交通手段“ホイールトランス(wheel trans)”も運用されています。

料金:現金 $3.25、PRESTカード $3.20
PRESTカード1日乗り放題券(Day pass):$13.50
料金についての詳細は“TTC”ホームページでご確認下さい。

バンクーバー

バンクーバーではスカイトレイン・バス・シーバスがよく利用され、料金をチャージし自動改札機にタップして支払う”コンパスカード(Compass Card)“が便利です。ゾーンごとに3段階の料金設定があり、例えばゾーン1内での90分以内の移動は一律料金で乗降可能ですが、ゾーンをまたぐ場合は追加料金が発生します。12歳以下は乗車料金が無料になり、身体の不自由な方は安くなります。障がいのある方は移動のサポートが受けられる”ハンディドラフト(handy dart)“を利用しましょう。

料金:1ゾーン $3.05、2ゾーン $4.35、3ゾーン $5.90
ゾーン1~3の1日乗り放題券(Day Pass):$10.75
料金についての詳細は“トランスリンク(TransLink)”ホームページでご確認下さい。

観光地

カナダでハイシーズンとなる7月~9月の渡航費用の目安を人気都市別にご紹介します。

ケベック州 モントリオール

  • 飛行機代:片道110,000円~
  • 宿泊費:1泊10,000円~
  • 交通費:空港からモントリオールまで800円~
  • 食費:1日3,000円~ (アルコールを含む場合は5,000円~)

ブリティッシュコロンビア州 バンクーバー

  • 飛行機代:片道100,000円~
  • 宿泊費:1泊15,000円~
  • 交通費:空港からバンクーバーまで900円~
  • 食費:1日3,000円~ (アルコールを含む場合は5,000円~)

オンタリオ州 トロント

  • 飛行機代:片道100,000円~
  • 宿泊費:1泊10,000円~
  • 交通費:空港からトロントまで350円~
  • 食費:1日3,000円~ (アルコールを含む場合は5,000円~)

アルバータ州 カルガリー

  • 飛行機代:片道11,000円~
  • 宿泊費:1泊10,000円~
  • 交通費:空港からカルガリーまで350円~
  • 食費:1日3,000円~ (アルコールを含む場合は5,000円~)

上記の交通費は空港から最も安い方法で移動した場合の料金です。移動方法はシャトルバスや電車、タクシー、レンタカーなど予算に合った交通機関を利用しましょう。なお、ハイシーズンでも早期割引を活用することで更にお得に旅行することが可能です。詳細は各航空会社、旅行会社のホームページをチェックしてください。

チップ

カナダではレストラン、ホテル、エステサロンなどでサービスを受けた際にチップを支払う必要があります。レストランやバーでは料金に対して10~15%を目安にチップを支払います。高級店ではチップを20%ほど上乗せする場合もありますが、伝票に“Service fee charge”などの記載があれば支払う必要はありません。また、テイクアウト、ファストフード、コーヒーショップ、カジュアルなバーでも不要です。
宿泊先では荷物の運搬やベッドメイキング、ルームサービスなどに対しチップを支払います。通常はサービス1回につき1~3ドル(約85〜255円)、ルームサービスは代金の15%をスタッフに渡します。
その他、エステサロンやタクシーを利用した場合も10%程度のチップを渡しましょう。

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海外旅行保険

保険に加入せず現地で医療機関を利用した場合、高額な治療費を請求されることがあります。例えば、カナダでスキー、スノーボード、マウンテンバイクや乗馬などのスポーツ中に怪我をした場合、一般的な治療費は合計1万ドル(日本円で約81万円) 以上かかります。旅行の際は万が一の体調不良やけがに備えて”海外旅行保険”への加入をお勧めします。補償内容にもよりますが1週間で2千円~3千円、1か月では1万5千円~1万8千円が相場です。また、クレジットカードに付帯された海外旅行保険もあります。カードを持っているだけで自動的に適用される”自動付帯”と、海外旅行の航空チケットやツアー代金をカード支払いにした場合のみ適用される”利用付帯”があるため、適用条件を事前に調べておく必要があります。

その他の費用

快適な通信環境を希望する方や自然豊かな地域を訪れる方は、Wi-Fiルーターのレンタルを検討しましょう。トロントやモントリオールなどの都市部ではフリーWi-Fiが充実しているため不要な場合がほとんどですが、準備しておくに越したことはありません。スマートフォンのマップ機能を安定した通信環境で利用できるほか、日本などカナダ国外と連絡を取る場合にもパケット通信費を抑えることができます。
上記以外にも観光施設の入場料、観劇やアクティビティ、ツアーのオプションに追加料金が必要となる場合があるため、費用は事前に調べておくことをお勧めします。

カナダ旅行の際はeTA(イータ)の申請が必要です

カナダ旅行を目的として渡航する方は、日本を出発する前にオンラインで電子渡航認証eTA(イータ)を申請する必要があります。eTA(イータ)はカナダ連邦政府が定める入国制度で、6か月(180日)以内の短期ビジネスや観光を目的とした渡航が可能です。日本を含むビザ免除プログラムに該当する国籍の方のみ申請することができます。申請料金の支払いには各種クレジットカードがご利用いただけますので、お手持ちのクレジットカードを準備し決済フォームへ必要事項をご入力ください。eTA(イータ)の申請方法については”カナダ電子渡航認証eTA(イータ)申請方法の手順と記入例”をご確認ください。

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更新日 : 2022/04/27

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