
更新日 : 2023/10/13

更新日 : 2023/10/12

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更新日 : 2023/09/27

更新日 : 2023/10/13
更新日:2023/11/19
Contents
ブリティッシュコロンビア州最大の都市バンクーバーは海と山に囲まれた自然豊かな地域です。「バンクーバー」の地名はイギリスの航海者G.バンクーバー氏に由来し、18世紀末には毛皮の交易所として栄えました。19世紀半ばにゴールドラッシュが始まり、1880年代にモントリオールからニューヨーク、デトロイト、シカゴを結ぶカナダ大陸鉄道が敷設されると街は大きく発展。1914年にパナマ運河が開通したことによりヨーロッパとの貿易も始まり、北米西海岸で最大の港湾都市として成長を続けています。都会と自然が見事に調和したバンクーバーは毎年行われる「世界の住みたい都市ランキング」で上位に選ばれるなど、魅力ある都市としても知られています。
このページではバンクーバーにおける人気の観光スポットを紹介します。
バンクーバーはカナダの西海岸に位置する都市で、約63万人の市民が居住しています。人口は国内8位で、古くはスペインやイギリスなどヨーロッパの移民により街が構築されました。豊かな自然に恵まれた観光地で、数多くの有名な映画の撮影地としても知られています。市内には多くの観光スポットがあり、「世界一の公園」と評されるスタンレーパークをはじめ、様々な景観やアクティビティが楽しめます。
ヨーロッパに縁のある都市のため異国情緒があり、公共交通機関も充実していることから多くの観光客が訪れます。日本とバンクーバーを結ぶ直行便があるためアクセスも良く、治安も非常に良いことから留学先としても大変人気がある都市です。海に面しているバンクーバーは魚介の宝庫と呼ばれ、街には新鮮なシーフードを堪能できるレストランが数多くあります。また、カナダ国内で最もアジア系の移民が多い都市のため、本格的な日本料理を味わうこともできます。
標高約1,250mのグラウスマウンテンはバンクーバーを代表する観光スポットです。登山口までは市バスで移動することができ、5~9月は無料のシャトルバスも運行しています。登山口からはスカイライドと呼ばれるロープウェイがあり、約10分で山頂に到着します。頂上からはバンクーバーが一望でき、美しい街並みや歴史ある港を眺めることができます。山頂には展望台のほかカフェやレストランが併設され、森林のなかで食事を楽しむこともできます。グラウス・グラインドと呼ばれる人気の登山ルートには毎年15万人以上が訪れ、カナダでも有数の登山スポットとして有名です。登山は5~9月下旬頃までの期間限定となります。無料シャトルバスはダウンタウンのカナダ・プレイス前にて乗降が可能です。(予約不可)
「世界一美しい公園」と評されるスタンレーパークは、市民の憩いの場として長年親しまれています。広大な敷地には様々な観光名所があり、中でも8本のトーテムポールはスタンレーパークのシンボルとなっています。園内にはカナダで最大規模を誇るバンクーバー水族館があり、カフェやレストランなどの飲食店も充実しています。公園の入り口にはレンタサイクルがあり、シーウォールと呼ばれる外周を自転車で観光するコースがお勧めです。また、公園から眺める夕日はバンクーバーの街並みがいっそう鮮やかに映る人気の撮影スポットです。スタンレーパークはダウンタウンからバスまたは徒歩で移動することが可能です。
イングリッシュ・ベイ・ビーチから西に徒歩5分の場所にあるサンセット・ビーチは雄大で美しい夕日を眺めることができる人気スポットです。海沿いのレストランでは水平線にゆっくりと沈む夕日を眺めながら食事を楽しむこともできます。中心部には弧形の彫刻作品があり、サンセット・ビーチのシンボルとなっています。イングリッシュ・ベイ・ビーチと比べて人出が少ないため、静かに夕日を観賞したい方にお勧めです。
雄大な原生林に囲まれたキャピラノ渓谷吊り橋公園は、バンクーバーで最も有名な観光スポットです。
キャピラノとは先住民族スコーミッシュ族の言葉で「美しい川」を意味し、長さ137m、高さ70mの吊り橋からは原生林に囲まれた河川をはじめ、雄大なバンクーバーの景色が一望できます。園内には様々なアトラクションがあり、観光客に人気の“ツリートリップ・アドベンチャー”では樹齢1,000年以上の木にかけられた7つの吊り橋を歩くことができます。キャピラノ渓谷吊り橋公園へのアクセスは、カナダ・プレイスからバンクーバーを経由して約30分で到着する無料のシャトルバスがお勧めです。
バンクーバーの中心地に所在するバンデューセン植物園は、広大な敷地を有する観光スポットです。55エーカーにもおよぶ園内には7,500種以上の植物が植生し、季節ごとに様々な花が咲き誇ります。園内からは周辺の美しい山々の景色を眺めることができ、カナダならではの野生動物とも触れ合うことができます。バンデューセン植物園では月に一度、ガイド付きのバードウォークを開催しています。
バンデューセン植物園はダウンタウンからバスで約25分。17番(Oak行き)のバスに乗車し、ウエスト37通り(West 37th Ave.)バス停からすぐの場所にあります。
ノースバンクーバーに位置するリンキャ二オンパークは、カナダ有数の渓谷公園です。1912年に開園し、ピクニックや日帰り旅行の観光地として地元市民に親しまれています。園を代表するアトラクションのリンキャニオン吊り橋は地上から50mの高さにあり、あたり一帯に広がる雄大な景色を堪能することができます。他にもハイキングコースがあり、バンクーバーの大自然を手軽に散策したい方にお勧めです。
リンキャニオンパークはダウンタウンから車で約1時間の場所にあり、吊り橋などのアトラクションは無料となっています。
「バンクーバー発祥の地」とされるギャスタウンはダウンタウンの北東部に位置します。レンガ造りの建物と長く続く石畳の道はヨーロッパの街並みを想起させます。ギャスタウンの地名は、1867年に酒場を開くために訪れたイギリス人の蒸気船船長”ギャシー”・ジャック・デイトン (John Deighton) に由来し、ギャシーはニックネームで「ほら吹き」という意味を持ちます。街の中心地メープルツリー・スクエアにはギャシーの銅像が設置され、街のシンボルである蒸気時計“Steam Clock”は記念撮影スポットとして連日多くの観光客で賑わいをみせています。
バンクーバー市民にとって最も馴染み深いビーチで、街を代表する観光スポットです。
イングリッシュ・ベイ・ビーチは連日多くの市民や観光客で賑わい、特に夏場は花火大会が行われるなど人気の観光スポットです。元旦には恒例の寒中水泳が行われ、年間を通して多くのイベントが開催されます。ビーチには流木で作られたベンチが並び、そこから眺める夕日はバンクーバーでの素敵な思い出となるでしょう。多くのカフェやレストランが建ち並び、新鮮なシーフード料理を味わうこともできます。ダウンタウンから徒歩で移動できるアクセスの良さも人気の理由となっています。
バンクーバーのウォーターフロントの中央に位置するカナダ・プレイスは、コンベンションセンター・貿易センター・クルーズ船のターミナルなどに利用される複合施設です。“Fly Over Canada”と呼ばれる体感型のアトラクションが有名で、ドーム型のスクリーンの中でカナダの雄大な風・霧・香りを楽しむことができます。カナダ・プレイスは主に大型客船の主要ターミナルとして知られ、バンクーバーとアラスカを結ぶ客船の出港地となっています。
グランビル・アイランドは、近年バンクーバーを訪れる観光客に人気があるショッピングスポットです。元来、工業地帯として栄えた島でしたが、再開発に伴い大規模な商業施設に生まれ変わりました。倉庫や工場をリニューアルしたグランビル・アイランドのメインストリートには「パブリック・マーケット」があり、新鮮な生鮮食品をはじめ多種多様な食材が並びます。バンクーバーの台所とも呼ばれ、地元市民を中心に連日賑わいを見せています。また、飲食店や雑貨店なども充実し、小さな街のような雰囲気はダウンタウンとは違うバンクーバーの一面を感じることができるでしょう。
グランビル・アイランドへのアクセスはバンクーバーの中心部からバスと徒歩で約20分となります。
街のランドマークであるバンクーバー展望台は、地上168mの高さから市内を一望できる人気の観光スポットです。ウォーターフロント駅から徒歩5分の場所に位置し、市内で6番目の高さを誇るハーバー・センターの最上階にあります。展望台からはバンクーバーの街や海をはじめ、昼はノースバンクーバーの山々や港に停泊する大型客船を眺めることができます。夜はライトアップされたカナダ・プレイスやBCプレイスなどのほか、ネオンに彩られた美しいバンクーバーの夜景が一望できます。
ビルの地下1階に入り口があり、16ドルの入場料を支払うと腕に決済証明のスタンプが押されます。
当日中は何度でも入場が認められ、昼間と夜の異なる街並みを眺めることができます。
クイーンエリザベス公園はバンクーバー南部の小高い丘に位置し、カナダで最も古い歴史を持つ市立植物公園です。園内にあるドーム型のブローデル温室植物園には120種類以上の鳥が生息し、500種を超える貴重な植物や花を観察することができます。街並みや港が見渡せるレストランやカフェが併設され、素晴らしい眺望は記念撮影のスポットとして知られています。日帰りでのピクニックにも最適なクイーンエリザベス公園は、市民の憩いの場として長年にわたり親しまれています。
ダウンタウンの中心地にあるバンクーバー美術館は西カナダにおける最大級の美術館です。1931年に設立され、世界中から寄せられた12,600点を超える作品が展示されています。カナダを代表する女性アーティスト“エミリー・カー”の作品をはじめ、17~18世紀のカナダ美術品、20世紀半ばのイギリス絵画や彫刻など貴重な作品を観賞することができます。エミリー・カーはカナダ先住民の芸術からインスピレーションを得たとされ、柱状の守り神として知られるトーテムポールの作品にその色が濃く反映されています。バンクーバー美術館はロブソン広場の正面にあり、ギリシャやローマ建築の要素を取り入れたヨーロッパの神殿を思わせる重厚な石造りの建物が特長です。
太平洋沿岸に位置するバンクーバーでは街の至る場所で新鮮な魚介類が堪能できます。市街には多くのシーフードレストランがあり、近海で獲れた魚を使用した料理が市民や観光客に喜ばれています。毎年5月から6~8週間にわたり開催される「スポット・プラウン・フェスティバル」では獲れたてのボタンエビを使った料理を味わうことができ、漁港付近の市場は多くの観光客で賑わいます。
また、多民族の都市として知られるバンクーバーではアジアをはじめとする多国籍料理の店が数多くあります。「バオベイ」や「バオダウン」では本格的なアジア料理が堪能でき、「ジャパドッグ」は日本スタイルのホットドッグ店として地元市民に親しまれています。
バンクーバーでの観光などを目的としてカナダへ渡航する際は、eTA(イータ)の申請手続きが必須となります。eTA(イータ)は年齢を問わず申請が必要となる電子渡航認証です。家族やグループでカナダへ渡航する際は、必ず全員のeTA(イータ)申請をお願いします。申請手続きの際は期限が有効なパスポートのほか、クレジットカード、確実に受信が可能なメールアドレスをご用意ください。eTA(イータ)を管轄するIRCC(カナダ移民・難民・市民権省)では、出発3日前までにオンラインにて申請を行うことを推奨しています。
eTA(イータ)に関する詳細は「eTA(イータ)とは」をご確認ください。
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