カナダの祝日・休日とビジネスアワー

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カナダの祝日・休日とビジネスアワー

更新日:2024/01/15

カナダの祝日とビジネスアワー

カナダの祝日には国が定めたスタットホリデー(Statutory Holiday)と州・準州ごとに定められたプロビンシャルホリデー(Provincial Holiday)があります。スタットホリデーは一部の企業や施設を除きほとんどのビジネスが休みです。上記のほか、休みを伴わないバレンタインデーセントパトリックデーなどの祭日も数多くあります。ここではカナダの祝日祭日銀行デパート・ショッピング酒類販売店(リカーショップ)ビジネスアワー(営業時間)を紹介します。

カナダの祝日について

カナダでは国が定めた休日を伴う祝日”スタッドホリデー”が年12日あるほか、13の州・準州が定めた祝日”プロビンシャルホリデー”があります。アルバータ州ブリティッシュコロンビア州マニトバ州はプロビンシャルホリデーが多く、年13日(2024年時点)です。
カナダの祝日は日本と同様、月曜日または金曜日に休みを割り当てる連休が多い点が特徴です。祝日と日曜日が重なった場合は翌日が代休となります。また、祝日による長期の連休は年末年始のみで、日本のお盆休みやゴールデンウィークのような長期の連休はありません。
カナダは祝日が年16日ある日本と比較し休みが少ない印象ですが、代わりにバケーション(有給休暇)が取得しやすい国として知られます。有給休暇の取得機会が多いカナダは、ストレスが少なく働きやすい国とも言えるでしょう。

カナダの祝日・休日

国民の祝日”スタッドホリデー”は、一部の企業や施設を除きほとんどのビジネスが休みになります。特にサンクスギビング(感謝祭)やクリスマスは、ショップ・レストラン・観光施設が休業し多くの市民が自宅で家族と過ごします。クリスマス・イブとなる12月24日は平日でも午前中で閉まる施設が多く、26日はボクシングデーのためカナダ中の店舗が年に一度の大セールを開催します。
2024年のスタットホリデーは下記の通り。州ごとの祝日”プロビンシャルホリデー”はカナダホリデーAPIのホームページから確認できます。

【2024年】スタットホリデー(祝日)

日付 曜日 祝日名称 (日本語) 祝日名称 (英語)
1月1日 新年 New Year’s Day
3月29日 聖金曜日 Good Friday
4月1日 復活祭の月曜日 Easter Monday
5月20日 ビクトリアデー Victoria Day
7月1日 建国記念日 Canada Day
8月5日 市民の日 Civic Holiday
9月2日 労働者の日 Labour Day
9月30日 真実と和解の日 National Day for Truth and Reconciliation
10月14日 感謝祭 Thanksgiving Day
11月11日 戦没者追悼日 Rememberance Day
12月25日 クリスマス Christmas Day
12月26日 ボクシングデー Boxing Day

カナダのビジネスアワー(営業時間)

カナダ国民の祝日”スタットホリデー”は多くのビジネスが休業し、サンクスギビング(感謝祭)とクリスマスにはほぼ全ての店舗が閉店します。企業や店舗の営業時間は平日の9時から17時が一般的ですが、都市部は遅くまで営業する店が多い傾向です。一方、小さな町ではオフピークの時間帯は閉店することもあります。カナダへ渡航する際は訪問先のビジネスアワーを事前に確認しましょう。

金融機関 / 両替所

金融機関は店舗により夜間や土曜日の窓口対応を行う場合もありますが、一般的には平日の9時から17時までが営業時間です。一方、ATMはカナダ国内の口座に限り手数料が無料で24時間利用が可能なため、長期滞在する際は現地での口座開設をおすすめします。
両替所を利用する際は店舗ごとに営業時間が異なるため、事前にホームページなどで確認しましょう。空港や駅に付帯する店舗の多くは、フライトや列車の運行時間に合わせた営業時間を採用しています。
また、郵便局の営業時間は平日8時から17時45分、土曜日は10時から14時、日曜祝日は休みとなります。

ショッピングセンター / レストラン / コンビニエンスストア

デパートやショップは一般的に月曜から土曜の10時から18時が営業時間ですが、木曜と金曜のみ20時まで営業している店舗もあります。比較的に営業時間が長い都市部は21時までや日曜も営業するショッピングセンターが多く、仕事帰りや休日に買い物を楽しむ市民の姿が見られます。また、レストランの多くは10時から11時に開店し、22時から23時には閉店します。コンビニエンスストアは24時間営業の店舗もありますが、大半は23時で閉店するため注意が必要です。

酒類の購入が可能な店舗 / 提供している飲食店

酒類販売店は一般的に“リカーストア”や“リカーショップ”と呼ばれます。近年はワインに限り民間販売が認められる場合もありますが、大半の州で酒類は政府が管理するショップでのみ購入が可能です。営業時間は月曜から土曜の9時から18時、都市部や夏季は21時までとなり日曜営業する店舗もあります。
酒類を提供するレストランやバーの営業時間は午前11時から翌2時が一般的で、夜間は酒税がプラスされるためハッピーアワーの利用がおすすめです。ハッピーアワーは飲食客が少ない平日の夕方などに割引を行うサービスです。

カナダの祭日

カナダの代表的な祭日を紹介します。正式に法制化はされていませんが、バレンタインデーやハロウィンなど日本でも馴染みのあるイベントがあります。

2月14日:バレンタインデー / Valentine’s Day

日本のバレンタインデーは女性から男性にチョコレートやプレゼントを渡す日ですが、北米やヨーロッパでは男性から女性へ贈るのが一般的です。なお、ホワイトデーはありません。

3月17日:セントパトリックスデー / St. Patrick’s Day

聖パトリックの祝日(セントパトリックスデー)は、アイルランドにキリスト教を広めた聖人パトリックの命日で、イギリスから独立後に祭礼日として定着しました。カトリックの祭日のため教会でミサを行うほか、トロントやモントリオールなど主要都市では聖人パトリックのシンボルカラーとなるグリーンで飾り付けたパレードが行われます。

5月の第2日曜日:母の日 / Mother’s Day

日本でも馴染み深い母の日ですが、もとはアメリカから始まったイベントです。以前は母の日当日に感謝の気持ちを伝える日でしたが、日本と同様に花やメッセージカードなどプレゼントを渡して祝うのが一般になりつつあります。

6月の第3日曜日:父の日 / Father’s Day

北米の父の日は、父親とアクティビティを楽しんだり映画を観たり一緒に過ごす時間を大切にしています。近年では母の日と同様にプレゼントを用意する場合が多く、ショップにはプレゼント用の商品が並びます。

10月31日:ハロウィン / Halloween

ハロウィンになると街のあちこちでデコレーションやグッズを見かけます。街中がハロウィン一色に染まり、パレードやイベントが各地で開催されます。

12月31日:年末 / New Year’s Eve

年末はカナダ中でイベントが開催され、年が明けるカウントダウンの後は一斉に花火が打ち上げられます。翌日のニューイヤーは休みを伴う祝日ですが行事はなく、年始の1月2日から仕事を再開するところがほとんどです。

季節ごとの祝日・イベント

カナダの季節ごとの祝日、イベントの様子を紹介します。

春の祝日

イースター(復活祭)はイエス・キリストの復活を祝う日で、春分の日以降で最初の満月の次の月曜日を祝日としています。復活祭直前の金曜日もグッドフライデー(聖金曜日)と呼ばれる祝日のため、土日を含めて4連休になります。日本のゴールデンウィークのような大型連休のため、国内線やフェリーなど交通機関が混み合います。

夏の祝日

7月1日のカナダ建国記念日(カナダデー)は、1867年にイギリスからカナダが正式に独立した日です。全国的にパレード、コンサート、花火などのイベントが行われ、国中が国旗カラーの赤一色に染まります。交通規制も多いため、車やタクシーで移動する際は注意が必要です。カナダのこの時期は日照時間が長く晴れの日が多いため、短い夏を惜しむように一日中イベントが開催されます。また、カナダの学校は6月末で学年が終わるため、子ども達にとっては夏休み初日が重なる楽しみが多い日になります。5月下旬のビクトリアデーから9月上旬のレイバーデー(労働者の日)までが本格的な夏と言われます。

秋の祝日

感謝祭(サンクスギビングデー)は毎年10月の第二月曜日となり、1年の収穫を家族で七面鳥を食べて祝います。カナダ国民にとってクリスマスや春のイースターと同じくらい大切な日で、ショップやレストランなどは休業または営業時間が短縮される場合もあります。

冬の祝日

カナダのクリスマスは国民にとって重要なイベントとなり、祝日の12月25日は日本の元旦のように店が閉まります。前日の24日は営業時間が短縮され午後から閉店する店も少なくありません。翌日12月26日のボクシングデー(Boxing Day)はクリスマスシーズンのフィナーレとなり、多くのショップが年に一度の大セールを開催します。多くの店で割引率の高い目玉商品が用意され、人気のショップでは徹夜組の行列や整理券の配布などで賑わいます。
ボクシングデーはスポーツのボクシング(Boxing)と綴りが同じですが、プレゼントの箱 “ボックス(Box)”に由来します。また、郵便配達人などクリスマスも働く人たちにプレゼントを渡すという風習から始まったと言われています。

カナダに渡航する際はeTA(イータ)申請が必要

カナダに観光などを目的として渡航する際はeTA(イータ)の申請手続きが必須となります。eTA(イータ)は年齢を問わず申請が必要となる電子渡航認証です。家族やグループでカナダへ渡航する際は、必ず全員のeTA(イータ)申請をお願いします。申請の際は期限が有効なパスポートのほか、クレジットカード、受信可能なメールアドレスをご用意ください。eTA(イータ)を管轄するIRCC(カナダ移民・難民・市民権省)では、出発3日前までにオンラインにて申請を行うことを推奨しています。
eTA(イータ)に関する詳細は“eTA(イータ)とは”をご確認ください。

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