自宅待機命令のモントリオール市 公園の警察官増員など新たな施策を発表

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自宅待機命令のモントリオール市 公園の警察官増員など新たな施策を発表

  • ケベック州
  • 新型コロナウイルス

更新日 : 配信日 :

モントリオール市では新型コロナウイルスの感染防止のため自宅待機命令が発令されています。しかし法令を遵守せず公園に集まる市民もいることから、市内の6つの大きな公園に配備する警察官の増員を発表しました。警察官は社会的距離のルールへ違反を見つけ次第、高額の罰金を科す違反切符を切ります。

この発表を受け、モントリオール市長であるプランテ氏は「今は大勢の人が集まってランニング等すべき時ではない。皆さんが今後規則を遵守すれば公園は閉鎖せずに済む」と市民に呼びかけました。

また、モントリオール市は新たな対策として医療従事者が使用する勤務車両専門の駐車ステッカーを発行するとともに、モントリオール国際会議場に医療従事者のための駐車スペースを確保することを決定。さらに4月中旬からは自転車のシェアリングサービスも開始すると発表しました。このサービスは感染の危険性が高い公共交通機関を避けて通勤や生活必需品の買い出しを可能にすることが目的で、自転車のクリーニング回数を増やし安全に利用できるようにするとしています。

モントリオール市はケベック州内でもっとも被害が大きな地域です。死者の多くは80歳以上ですが、感染者の大半は若者であることからモントリオール公衆衛生局の局長であるミレーヌ・ドルアン氏は「モントリオール市は周辺地域に対する新型コロナウイルスの感染源と化しています」と述べ、感染拡大を食い止めるためには大規模なPCR検査を実施することが重要だと語りました。またドルアン氏は「市がビルの所有者や管理者と協力して公共スペースが清潔に保たれるようにし、居住者に陽性反応が出た場合には他の居住者に対し速やかに警告を促す」と感染拡大防止へ対応を進めていると述べました。

参考元:CBC
https://www.cbc.ca/news/canada/montreal/montreal-covid-19-public-health-1.5519332

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