ブリティッシュコロンビア州 6月1日より州内の旅行を解禁へ

ブリティッシュコロンビア州では5月6日から段階的に経済活動を再開しています。規制緩和は順調に進み、5月19日より第2段階の規制緩和を開始。6月1日には第3段階が施行される予定です。第2段階の規制緩和では居住地域外への訪問は認められていませんでしたが、第3段階では州内の旅行が許可され、ホテルやリゾート等の宿泊施設も営業が認められます。

サーフィンの聖地として知られる同州トフィーノ市にある“ロングビーチロッジ”という宿泊施設では規制緩和を見越し、6月3日からの運営再開を目指し準備を進めています。支配人のサマンサ・ハケット氏は従来の運営方法を見直し、今後は社会的距離確保の徹底に努めると述べました。宿泊客の受け入れ人数削減や非対面によるチェックインシステムの導入、連泊客には客室内の清掃やベッドメイクのサービスを控えるとしています。

6月15日より営業再開予定の宿泊施設“ウィカニニッシュ・イン”では、チェックイン時に同州に居住する市民であるかの確認が行われます。7月6日からは州外の観光客に加え、アメリカとの国境閉鎖の解除に伴い国外からの観光客も受け入れると述べました。

トフィーノ市長のジョシー・オズボーン氏は、「私たちは喜んで観光客を受け入れます。ただし、訪れる方たちには社会的距離を保ち節度ある行動をお願いしています」と述べ、今後観光客が増加することに対し不安を感じる市民の声を代弁しました。

参考元 : CBC
https://www.cbc.ca/news/canada/british-columbia/how-b-c-s-hotels-and-resorts-are-planning-to-reopen-in-june-1.5573594