アルバータ州 5月20日より国外からの渡航者に対する検疫を強化

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アルバータ州 5月20日より国外からの渡航者に対する検疫を強化

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5月20日、アルバータ州のジェイソン・ケニー州首相は国外からの渡航者に対し、エドモントン国際空港とカルガリー国際空港にて検温を導入することを発表しました。検温の実施により早期に新型コロナウイルスの感染者を抽出し、カナダ国内での蔓延を防ぐとしています。

渡航者は到着から14日間の自己隔離を行うとともに、新たに設置された州立検問所で自己隔離の計画を事前に申告することが求められます。申告内容には自己隔離期間を過ごす環境に関する内容や、空港から隔離施設への移動方法、生活必需品の入手方法等が含まれます。渡航者が適切な環境下で自己隔離が出来ないと判断された場合は州当局が必要なサポートを提供するとしています。

カナダでは入国者による14日間の自己隔離は3月より義務化となっています。指定の措置に従わなかった場合、州では50万ドル以下の罰金、連邦では75万ドル以下の罰金と6ヶ月以下の懲役が科せられるため、市民や渡航者に注意を呼び掛けています。ケニー州首相は2週間以内を目処に、米国との国境付近の都市であるクーツにも同様の検問所を設置する予定だと明かしました。

州の最高医療責任者ディーナ・ヒンショー博士は「同州で初期に確認された症例の多くは海外渡航者、特に米国からの渡航者との接触に起因していました」と報告。そのうえで、「感染者数のピークを過ぎ各国で渡航制限が解除された場合、州への渡航者の数は徐々に増加するはずです。検疫を強化し渡航者からの感染を防ぐことは、アルバータ州の市民の安全を守るために非常に重要な任務と考えます」と述べ、検温の必要性を主張しました。現在、州政府および連邦政府は不要不急の海外旅行を控えるよう勧告していますが、ケニー州首相は今後の感染状況により規制緩和を行う可能性もあるとし、柔軟な対応にあたる姿勢を示しました。

参考元 : EDMONT JOURNAL
https://edmontonjournal.com/news/politics/covid-19-kenney-alberta-airports/wcm/5260553f-0fee-4bbd-a131-0010341e798b/

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