目次
トロント/オタワ – オンタリオ州の渡航・入国制限
トロント/オタワ – オンタリオ州の新型コロナウイルス対策
オンタリオ州では新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために公衆衛生対策が講じられています。州内では以下の公衆衛生対策を遵守する必要があります。
2メートル以上の社会的距離を保つこと 外出時はマスクを着用すること くしゃみをするときは顔を覆うこと 目、鼻、口に触れないこと 石鹸での手洗いや消毒剤で手指を清潔に保つこと 体調が悪い時は自宅にいること
オンタリオ州の制限措置
現在は大半の制限措置が解除され、2022年3月21日を以ってマスク着用義務も撤廃されました。ただし、介護施設では引き続きマスク着用 が求められます。 現在施行中の制限措置については州公式ページ をご確認ください。
ワクチンパスポート制度(3月1日に終了)
ワクチンパスポート制度は3月1日を以って終了しました。ただし、事業者やイベント主催者はワクチン接種証明書の提示 を義務付けるかを選択できるため、以下の対象施設にて提示を求められる場合があります。
レストラン、バー (屋外席を除く) ナイトクラブ (屋外エリアを含む) イベントスペース スポーツジム、フィットネス施設 カジノ、ビンゴホール、ゲームセンター 映画館、劇場 競技施設 (競馬場など)
トロント/オタワ – オンタリオ州の検疫体制
カナダでは2021年9月7日より、全ての国・地域を対象にワクチン接種完了者の入国が認められています。入国条件に関する最新情報は“カナダ渡航を計画中の方へ ”をご確認ください。 オンタリオ州は海外から到着した全ての渡航者を検疫の対象としています。海外からの渡航者はカナダ連邦政府が入国者に対し実施している検疫措置 に従う必要があります。
オンタリオ州の州境制限
オンタリオ州では他州との州境制限を設けていません。州外から訪れる際は、施行されている公衆衛生対策・制限措置の遵守が求められます。 他州で施行中の州境制限に関する情報はこちら より確認してください。
オンタリオ州の新型コロナウイルス感染状況(2023年3月25日更新)
現地時間3月24日現在、カナダ国内およびオンタリオ州内における新型コロナウイルスの累計感染者数は以下の通りです。
カナダ国内:461万8,059人
オンタリオ州:160万2,379人 (前週比+3,578人)
3月12日~3月18日における感染状況は以下の通りです。次回の更新は現地時間3月31日となります。
オンタリオ州全域
新規感染者数:3,594人 (前週比-154人) 入院者数:213人 (前週比-3人) 死亡者数:21人 (前週比-13人)
トロント
新規感染者数:509人 (前週比+43人) 入院者数:20人 (前週比-2人) 死亡者数:2人 (前週比-2人)
オタワ
新規感染者数:228人 (前週比+7人) 入院者数:25人 (前週比+6人) 死亡者数:1人 (前週比-2人)
トロント/オタワ – オンタリオ州の新型コロナウイルス最新ニュース
新型コロナウイルスの世界的流行により、カナダ各州では独自の規制や取り組みを導入しています。オンタリオ州で施行中の公衆衛生対策や検疫状況などについての最新情報を事前にご確認ください。
10月17日より2価ワクチンの接種対象を12歳以上へ拡大(10月17日配信)
州保健当局は17日より、12歳以上の全市民を対象とした「改良型ワクチン」の予約受け付けを開始。使用するワクチンはファイザー社とビオンテック社が共同開発した「Comirnaty Original and Omicron BA.4/BA.5」で、従来のウイルスに加え主流のオミクロン株派生型に有効な”2価ワクチン”です。 過去のワクチンや感染による免疫は時間とともに低下することから、当局は最終接種日から6か月以上経過した方への接種を推奨。免疫力が低下または基礎疾患を持つ市民は感染リスクが高いため、接種間隔は84日~3か月への短縮が可能です。 また、来月1日からインフルエンザワクチンの接種も開始されます。同ワクチンは5歳以上の市民が対象で、新型コロナウイルスワクチンとの同時接種が認められます。 州の最高医療責任者キーラン・ムーア博士は新型コロナウイルスワクチンの2回接種率について、18歳以上が90%と高い一方で12~17歳は56%に留まると指摘。呼吸器疾患の増加が懸念される秋冬に向け、新型コロナウイルスとインフルエンザ両ワクチンの積極的な接種を呼びかけています。急激な感染拡大が見られた場合は、今年初めに解除したマスク着用義務の再導入を示唆しました。 詳細は州政府の公式発表 をご確認ください。
9月26日より2価ワクチンの対象者を拡大 新しい小児用ワクチンの予約開始(9月27日配信)
州保健当局は高齢者や医療従事者を優先していた「改良型ワクチン」について、対象者を拡大した予約受け付けを開始。26日より、18歳以上の全市民が対象になりました。使用するワクチンはモデルナ社製「Spikevax Bivalent Original/Omicron BA.1」で、従来のウイルスに加え主流のオミクロン株派生型に有効な”2価ワクチン”です。また、同日より生後6か月から5歳未満の子どもを対象としたファイザー社製小児用ワクチンの接種予約も開始。使用するワクチンは従来型となります。
オンタリオ州では改良型ワクチンの投与について過去の接種回数を問わず最終接種日から6か月以上の経過を推奨していますが、最短で3か月経過した方も認められます。小児用ワクチンについては8週間の間隔を空けて3回の投与を行い、他社製品との混合接種は推奨しないと強調しました。
シルビア・ジョーンズ副首相兼保健相は、屋内で過ごす時間が増える秋冬に向けて感染抑止が期待できるワクチン接種は非常に重要との考えを表明。「誰もが最新のワクチンを確実に入手できるよう体制を整える」と述べました。また、小児用ワクチンの接種率が対象年齢の子ども全体で約6%と特に低いと説明。18歳以上を対象とした2価ワクチンも含め、市民へ迅速な接種を呼びかけました。
詳細は州政府の公式発表 をご確認ください。
「改良型ワクチン」の接種予約を開始 70歳以上の市民や医療従事者を優先(9月17日配信)
オミクロン株派生型に有効な「改良型ワクチン」の使用許可を受け、州保健当局は12日より接種の予約受け付けを開始。使用するワクチンはモデルナ社製「Spikevax Bivalent Original/Omicron BA.1」で、従来のウイルスに加え主流のオミクロン株派生型に有効な”2価ワクチン”です。接種は18歳以上の全市民が対象となり、25日まで70歳以上の市民や医療従事者の予約を優先すると説明。26日から段階的に対象を拡大する予定です。 9月12日より接種予約が可能な方は下記の通りです。
70歳以上の市民 介護施設の入居者 18歳以上の先住民とその家族 12歳以上の感染リスクが高い基礎疾患を持つ方 18歳以上の妊婦 18歳以上の医療従事者 オンタリオ州では改良型ワクチンの投与について、過去の接種回数を問わず最終接種日から6か月以上の間隔を推奨しています。トロント公衆衛生局ビニタ・ドゥベイ博士は秋冬に懸念される感染拡大の対策が重要であると述べ、改良型ワクチン接種により蔓延防止が期待できるとコメント。迅速に接種を行う意向を強調しました。 詳細は州政府の公式発表 をご確認ください。
無症状の陽性者に対する5日間の自己隔離を撤廃 規制緩和を促進 (9月3日配信)
州政府は無症状の新型コロナウイルス陽性者に限り、5日間にわたる自己隔離を免除する方針を表明。規制緩和により、インフルエンザを含む一般的な呼吸器系ウイルス疾患の患者にも早急な治療が可能になると述べました。 州最高医療責任者のムーア博士は規制緩和にあたり、「陽性と診断され発熱などの症状がある方は従来通り5日間の自己隔離が必要です。また、隔離終了後も外出時は発症から10日間にわたりマスク着用を強く推奨します」と説明。秋・冬期の感染再拡大に強い警戒を示し、感染防止対策の遵守と積極的なワクチン接種を呼びかけました。 規制緩和に関する詳細は州の公式ページ をご確認ください。
5歳から11歳の子どもを対象に3回目のワクチン接種を開始 (9月1日配信)
オンタリオ州政府は、5歳から11歳の子どもを対象とした3回目の新型コロナウイルスワクチン接種を開始する方針を表明。州保健局の最高医療責任者ムーア博士は、「カナダ連邦政府がワクチン接種の対象年齢を拡大したことを受け、他州も子どもへの接種を開始しました。感染の再拡大が懸念される秋冬に向けて、追加接種を強く推奨します」とコメント。子どもを含むすべての市民に積極的な接種を呼びかけました。
追加接種に関する詳細は州の公式発表 をご確認ください。
6月11日より公共交通機関でのマスク着用義務が解除(6月13日配信)
州政府は4月に発表した計画通り、公共交通機関でのマスク着用義務を解除。これにより、オンタリオ州では大半の公共スペースでマスク着用義務が撤廃されました。ただし、介護施設では引き続き着用が求められます。マスク着用に関する詳細は州公式ページ をご確認ください。
公共交通機関でのマスク着用義務が6月11日まで延長(4月26日配信)
公共交通機関などでのマスク着用義務は延長されました。オンタリオ州では3月21日より、一部を除く屋内の公共スペースでのマスク着用義務が解除されています。公共交通機関や医療機関、介護施設でのマスク着用義務は4月27日が期日とされていましたが、6月11日まで適用となります。 オンタリオ州でのマスク着用に関する詳細は州の公式ページ をご確認ください。
3月21日にマスク着用義務が解除(3月24日配信)
州政府は3月21日、屋内の公共スペースでのマスク着用義務を解除しました。ただし、公共交通機関や医療機関、長期介護施設では引き続きマスク着用が求められます。医療機関には病院、精神科施設、診療所、検体採取センター、ワクチン接種会場が含まれます。オンタリオ州のマスク着用に関する詳細は州の公式ページ をご確認ください。
3月1日にワクチンパスポート制度を終了(3月2日配信)
州政府は先月の発表通り、3月1日に制限措置を緩和。ワクチンパスポート制度は終了し、屋内施設の人数制限が撤廃されました。ただし、企業や施設の判断により、今後も接種証明書の提示を求めることが可能です。なお、屋内の公共スペースでのマスク着用義務は引き続き有効となります。詳しくは州の公式ページ をご確認ください。
2月17日に緩和計画の第2段階へ移行(2月15日配信)
州政府は、2月17日に緩和計画の第2段階への移行を発表。当初の計画では今月21日に移行が予定されていましたが、感染者数や入院者数の減少に伴い前倒しとなります。2月17日より、以下の措置が講じられます。
私的な集まりは屋内で50人、屋外では100人までの参加が認められます。
公的な集会や行事は屋外での人数制限が撤廃され、屋内では50人までの参加が認められます。
ワクチン接種証明書の提示が求められる以下の屋内施設では、人数制限が撤廃されます。
レストラン、バー、その他の飲食施設(ダンス施設を除く)
スポーツジム、フィットネス施設
映画館
会議室やイベントスペース
カジノ、ビンゴホールなどのゲーム施設
ワクチン接種証明書の提示を自主的に求める屋内施設
スポーツ競技場、コンサート会場、劇場などは収容人数の50%以下に制限されます。
食料品店、薬局、小売店、ショッピングモール、結婚式場、葬儀場などの屋内施設は、2メートルの社会的距離の保持が可能な人数まで利用・参加が認められます。
今後も公衆衛生や医療機関の指標に改善が見られる場合、州政府は3月1日より全ての屋内施設における人数制限およびワクチンパスポート制度を撤廃する予定です。詳しくは州の公式発表 をご確認ください。
1月31日より緩和計画の第1段階を開始(1月29日配信)
州政府は、1月20日に発表した制限措置の緩和計画 における第一段階を予定通り実施すると発表しました。1月31日より、以下の措置が講じられます。
私的な集まりは屋内で10人、屋外では25人までの参加が認められます。
以下の施設は再開が認められますが、収容人数の50%以下に制限されます。
レストラン、バーなどの飲食店
スポーツジム、フィットネス施設
レクリエーション施設、遊園地、映画館
イベントスペース
美術館、ギャラリー
水族館、動物園、植物園、史跡などの屋内エリア
カジノ
スポーツイベント、コンサート会場、劇場は座席数の50%以下または最大500人のいずれか少ない方に制限されます。
また、当初の計画には含まれていませんでしたが、同日よりコンサートやスポーツイベント会場、映画館、劇場などで飲食物の販売が許可されます。
緩和計画に関する詳細は州の公式ページ をご確認ください。
制限措置の段階的な緩和計画を発表(1月21日配信)
感染状況に改善の兆しが見られることから、州政府は制限措置の緩和計画を発表しました。オンタリオ州ではオミクロン株の感染拡大に伴い厳しい措置が講じられていますが、段階的(1月31日、2月21日、3月14日)に緩和される予定です。
1月31日より施行
私的な集まりは屋内で10人、屋外では25人までの参加が認められます。
以下の施設は再開が認められますが、収容人数の50%以下に制限されます。
レストラン、バーなどの飲食店
スポーツジム、フィットネス施設
レクリエーション施設、遊園地、映画館
イベントスペース
美術館、ギャラリー
水族館、動物園、植物園、史跡などの屋内エリア
カジノ
スポーツイベント、コンサート会場、劇場は座席数の50%以下または最大500人のいずれか少ない方に制限されます。
2月21日より施行
私的な集まりは屋内で25人、屋外では100人までの参加が認められます。
ワクチンパスポート制度の対象施設では、人数制限が撤廃されます。
スポーツイベント、コンサート会場、劇場は収容人数の50%以下に制限されます。
3月14日より施行
全ての屋内施設における人数制限が撤廃されます。
私的な集まりは屋内で最大50人の参加が認められ、屋外では人数制限が撤廃されます。
3月14日以降もマスク着用義務、ワクチンパスポート制度は継続となります。詳しくは州の公式発表 をご確認ください。
オミクロン株の急速な感染拡大に伴い制限措置を強化(1月5日配信)
州政府は急速に拡大しているオミクロン株への対応として、制限措置の強化を発表しました。1月5日より、主に以下の措置が講じられます。
レストラン、バーなどの飲食店は店内の営業が禁止
※屋外席、テイクアウト、ドライブスルー、デリバリーは可
午後10時以降の酒類の販売が禁止
※食料品店、コンビニエンスストア、酒屋を除く
午後11時以降の施設内での飲酒が禁止
私的な集まりは屋内で5人まで、屋外では10人までに制限
屋内でのイベント、公的な集会は5人までに制限
ショッピングモールおよび小売店は定員の50%まで入場可
屋内のコンサート会場、劇場、映画館、スポーツジムは閉鎖
美術館、ギャラリー、動物園、植物園、史跡、遊園地などのレクリエーション施設は閉鎖
※屋外の施設は制限付きで営業可
冠婚葬祭やセレモニーは、屋内で収容人数の50%以下、屋外では2メートルの社会的距離を保てる人数に制限
学校は1月17日まで遠隔授業に移行
また、医療体制を維持するため、緊急性が低い手術は一時停止となります。詳しくは州の公式発表 をご確認ください。
オミクロン株への対応として制限措置を強化 (12月20日配信)
急速に広がるオミクロン株へ対応するため、州政府は制限措置の強化を発表しました。
イベント会場やスポーツ・娯楽施設
12月18日より、通常の収容人数が1000人以上の施設では、屋内エリアを対象に利用人数が50%以下に制限されます。
レクリエーション用の運動施設
コンサート会場、劇場、映画館などの娯楽施設
美術館、博物館、動物園、ギャラリーなど
会議場、イベントスペース
なお、スポーツイベント、コンサート会場、劇場、映画館などでの飲食サービスは禁止となります。
レストランや小売店など
12月20日より、下記の施設では収容人数の50%以下に制限されます。
レストランなどの飲食店
食料品店や薬局を含む小売店
ヘアサロンなどのパーソナルケアサービス
スポーツジム
屋内のレクリエーション施設
なお、飲食店では午後10時以降の酒類の提供が禁止され、店内の営業は午後11時までとなります。
集会制限
私的な集まりは屋内で10人、屋外では25人までの参加に制限されます。
また、検査体制を強化するため、ショッピングモールや小売店、ホリデーマーケット、公共図書館などにポップアップ・テストサイト が設置されました。約50か所のテストサイトにて、持ち帰り用の検査キットを無料で受け取ることができます。一部のテストサイトでは、その場で抗原検査を受けることが可能です。
詳しくは州の公式発表 をご確認ください。
ワクチン接種証明の要件を強化(12月15日配信)
州政府は、「州内の新型コロナウイルス症例発生率は全国平均を下回り、集中治療室の収容能力は安定している」とする一方で、オミクロン株への対応としてワクチン接種証明の要件を強化しました。
1月17日にワクチンパスポート制度の解除が予定されていましたが、延期となります。
現在、18歳以上を対象に、屋内施設でスポーツを行う際のワクチン接種証明書の提示が義務付けられていますが、12月20日からは12~17歳も対象となります。
また、州政府はホリデーシーズン中の集まりについて、全ての参加者がワクチン接種を完了していない場合はマスクを着用し、社会的距離を保持するよう求めました。
オンタリオ州では3回目のワクチン接種が進められています。今月13日より50歳以上の予約が開始されており、1月4日からは対象が18歳以上に拡大される予定です。州政府は、なるべく早く3回目の接種を行うよう呼び掛けています。
詳しくは州の公式発表 をご確認ください。
制限措置を解除するための長期再開計画を一時停止(12月10日配信)
州政府は、10月下旬に開始した長期再開計画(A Plan to Safely Reopen Ontario and Manage COVID-19 for the Long Term) の一時停止を発表。当計画では現在施行されている制限措置を段階的(11月15日、1月17日、2月7日、3月28日)に解除することを目標としていました。しかし感染状況の悪化により、先月15日に予定されていたナイトクラブなどの制限緩和も見送られています。
オンタリオ州では感染者の増加が続いており、7日間の新規感染者数の平均は900人を超えている状況です。現地時間12月7日に発表された感染予測データによると、今後も感染者数の増加は続き、医療体制に負荷がかかる可能性が示唆されています。
詳しくは州の公式発表 をご確認ください。
キングストン地域の制限措置を強化 (11月29日配信)
感染者数の増加に伴い、キングストン地域(KFL&A PublicHealth )での制限措置が強化されました。個人宅での集会は最大10人までに制限されます。なお、主催者に対して、出席者全員の氏名と連絡先を含む情報を保健当局と共有することが義務付けられます。当地域の保健医官は声明で、「感染者の約半数が家庭内感染であるため、個人宅での集まりを制限することは必要な措置です」とコメントしています。
オンタリオ州の新型コロナウイルスに関する最新情報は州公式ページ をご確認ください。
長期再開計画の緩和措置を延期 (11月12日配信)
州政府は長期再開計画(A Plan to Safely Reopen Ontario and Manage COVID-19 for the Long Term)にて11月15日より予定していたナイトクラブなどの制限緩和を見送ると発表しました。州の感染者数が増加傾向にあり、7日間の新規感染者数の平均がおよそ1か月ぶりに500人を超えています。州政府は今後28日間のデータを観察し、制限を緩和しても問題ないか判断するとしています。詳しくは州の公式発表 をご確認ください。
制限措置を解除するための長期再開計画を発表(10月25日配信)
州政府は、現在施行されている制限措置を解除するための長期再開計画(A Plan to Safely Reopen Ontario and Manage COVID-19 for the Long Term) を発表しました。本計画は10月25日に開始し、変異株の発生や入院者数などの公衆衛生指標を観察しながら段階的(11月15日、1月17日、2月7日、3月28日)に制限措置の緩和を行うとしています。3月28日にはマスク着用義務やワクチンパスポート制度の解除が予定されています。
10月25日より緩和される措置は以下の通りです。
ワクチン接種証明書の提示が義務付けられている以下の店舗・施設での人数制限が解除されます。
レストラン、バー
スポーツジム
スポーツおよびレクリエーション施設
カジノ
ビンゴホール
屋内のイベントスペース
以下の店舗・施設ではワクチン接種証明書の提示を要件として人数制限が解除されます。
ヘアサロンや理髪店などのパーソナルケアサービス
美術館、ギャラリー、水族館、動物園の屋内エリア
見本市、展示会、お祭りなどの屋内エリア
結婚式、葬儀
なお、州政府はリメンブランス・デーの式典やホリデーシーズンのイベントにおいても人数制限を緩和する方針を明らかにしています。詳しくは州の公式発表 をご確認ください。
スポーツイベントやコンサート会場の人数制限を解除(10月11日配信)
州政府は感染状況の改善を鑑みて、以下のイベント会場での人数制限を解除しました。
コンサート会場、劇場、映画館
スポーツイベント
屋内の会議場、イベントスペース
競馬場、カーレース場
屋内の商業施設やイベント会場にてワクチン接種証明書の提示 が義務付けられています。上記のイベント会場においてもワクチン接種証明書と身分証明書の提示が必要となります。
オンタリオ州では第4波により感染者増加が続いていましたが、新規感染者数の7日間平均は減少傾向に転じています。また、12歳以上の86.8%が少なくとも1回のワクチン接種を終え、81.9%が2回目の接種を完了したと報告されました。詳しくは州の公式ページ をご確認ください。
9月22日より公共施設の利用時にワクチン接種証明書の提示を義務化(9月2日配信)
州政府は公共施設にてワクチン接種証明書の提示を義務付けると発表しました。対象施設の利用者は、ワクチンを規定回数接種してから14日以上経過したことを証明する必要があります。9月22日より、写真付きの身分証明書とともにワクチン接種証明書の提示が求められます。
対象施設
レストランとバー(屋外席を除く)
ナイトクラブ(施設の屋外エリアを除く)
宴会場や会議場などのイベントスペース
スポーツジム、フィットネス施設、レクリエーション施設
劇場、映画館
スポーツイベント会場
なお、食料品や医薬品を扱う店舗は対象外となります。詳しくは州の公式発表 をご確認ください。
濃厚接触者に対する新たなガイドラインを発表(8月12日配信)
州政府は濃厚接触者の自己隔離に関する新たなガイドライン を発表しました。ワクチン接種の有無により必要となる措置が異なります。
ワクチン接種が完了していない濃厚接触者
症状の有無に関わらず10日間の自己隔離および検査の受診が必要となります。陰性と判断された方は7日目以降に再度検査を受診することが推奨されます。
ワクチン接種が完了している濃厚接触者
発熱などの症状がある場合は検査の受診および10日間の自己隔離が必要となります。検査で陰性と判断された方は症状が改善してから24時間後(腹痛などの消化器症状を伴う場合は48時間後)に自己隔離を終了することが認められます。
無症状の場合、自己隔離は不要ですが検査の受診は必須となります。
オンタリオ州ではデルタ株の感染が拡大しており、新規感染者が連日300人以上確認されています。新型コロナウイルスに関する最新情報は州公式ページ をご確認ください。
7月16日より再開計画(Roadmap to Reopen)がステップ3へ 集会制限などが緩和(7月12日配信)
州政府は当初の計画より5日早く再開計画(Roadmap to Reopen)をステップ3へ移行すると発表しました。 7月16日より、主に以下の制限措置が緩和されます。
屋外での集会は最大100人の参加が認められます。
屋内での集会は最大25人の参加が認められます。
飲食店は屋内での営業が認められます。
屋内でのイベントは収容人数の50%以下かつ最大1,000人までの参加が認められます。
屋外でのイベントは収容人数の75%以下かつ最大15,000人までの参加が認められます。
小売店の入店人数の制限は撤廃されます。ただし、店内では2メートルの社会的距離の確保が求められます。
博物館、美術館、史跡、水族館、動・植物園、カジノ、遊園地などのレクリエーション施設は屋内で収容人数の50%以下、屋外では収容人数の75%以下まで入場が認められます。
ステップ3には少なくとも3週間留まります。州政府は7月8日の時点で12歳以上の77%が少なくとも1回目のワクチンを接種し、50%が2回目の接種を完了したと報告。ワクチン接種率が”80%が少なくとも1回目の接種を終え、75%が2回目の接種を完了”に達した場合、制限措置の大半を解除するとしています。
詳しくは州の公式発表 をご確認ください。
6月30日より再開計画(Roadmap to Reopen)がステップ2へ 屋内での集会が許可(6月28日配信)
州内のワクチン接種率がステップ2の目標値を上回り感染状況や医療体制なども改善が見られることから、州政府は6月30日より再開計画をステップ2へ移行すると発表しました。緩和される主な制限措置は以下の通りです。
屋外での集会は最大25人の参加が認められます。
屋内での集会は最大5人の参加が認められます。
生活必需品を販売する小売店は収容人数の50%以下で営業が認められます。
非生活必需品を販売する小売店は収容人数の25%以下で営業が認められます。
屋外でのフィットネスクラスは3メートルの社会的距離の保持を条件に最大25人の参加が認められます。
飲食店の屋外席は同テーブルの着席が6人までとなります。
図書館は収容人数の25%以下で再開が認められます。
劇場、映画館、野外コンサートやフェスティバル会場、競馬場などは収容人数の25%以下で再開が認められます。
州内のワクチン接種率はステップ3の目標値”成人の70~80%が1回目の接種を終え、25%が2回目の接種を完了”を既に上回っています。ただし、各ステップには少なくとも21日間留まるため、7月中旬に改めて次のステップへの移行が検討されます。詳しくは州公式ページ をご確認ください。
ケベック、マニトバ州からの入州制限を解除(6月16日配信)
州政府はケベック、マニトバ州からの入州制限を解除すると発表しました。4月17日より州境にチェックポイントが設置され医療機関への受診、仕事、商品配送などの目的を除き入州が禁止となっていましたが、6月16日より両州から制限無く入州が可能となります。
再開計画の開始日が6月11日に決定 屋外での活動を再開へ(6月8日配信)
州政府は6月11日より再開計画(Roadmap to Reopen)のステップ1を開始すると発表しました。ステップ1では主に屋外での活動に関する制限が緩和されます。
屋外での個人的な集まり、イベントは最大10人までの参加が認められます。
飲食店の屋外席の営業が認められます。ただし、同テーブルの着席は4人までとなります。
屋外でのスポーツやトレーニングは最大10人で行うことが認められます。
動物園や史跡、植物園などの屋外施設は人数制限付きで再開が認められます。
非生活必需品を販売する小売店は収容人数の15%以下で営業が認められます。
生活必需品を販売する小売店は品目の販売制限なく収容人数の25%以下で営業が認められます。
ステップ1には少なくとも3週間留まり、感染状況やワクチン接種率によりステップ2への移行が判断さされます。詳しくは州の公式発表 をご確認ください。
再開計画(Roadmap to Reopen)開始までの措置を発表(6月3日配信)
州政府は6月2日を期日としていた外出禁止令(Stay-at-Home order)を延長し、再開計画を開始するまでの制限措置(Before Step1)を発表しました。不要不急の外出は引き続き禁止となり、再開計画のステップ1が開始されるまで主に以下の措置が講じられます。
小売店は収容人数25%以下に制限されます。
対面販売は生活必需品のみ認められます。
レストランやバーなどの飲食店はテイクアウト、ドライブスルー、デリバリーのみ認められます。
屋内のスポーツおよびレクリエーション施設は閉鎖となります。
屋外での集会は最大5人までの参加が認められます。
州内では人口のおよそ57%が少なくとも1回のワクチンを接種しており、60%に達すると再開計画のステップ1が開始される予定です。オンタリオ州の新型コロナウイルスに関する最新情報は州公式ページ をご確認ください。
3段階で制限措置を緩和する「Roadmap to Reopen」を発表(5月21日配信)
州政府は制限措置の緩和計画「Roadmap to Reopen」を発表しました。現在、オンタリオ州では外出禁止令が発出されていますが、6月中旬より緩和計画を開始することを目標としています。以下の3段階で緩和が実施される予定です。
ステップ1
屋外での集会は最大10人で行うことが認められます。
飲食店は屋外席の営業が認められます。ただし、同テーブルの着席は4人までとなります。
生活必需品以外の対面販売が収容人数15%以下で認められます。
ステップ2
屋外での集会は最大25人で行うことが認められます。
理容室や美容院などの個人サービス業は再開が認められます。
屋内での宗教行事は収容人数の15%以下で行うことが認められます。
ステップ3
スポーツジム、レクリエーション施設、美術館、図書館などの屋内施設は収容人数の条件付きで再開が認められます。
飲食店は屋内席での営業が認められます。
※少なくとも各ステップに21日間留まり、感染状況が改善しワクチン接種率が以下の条件を満たした場合に次のステップへ移行します。
ステップ1 成人の60%が1回目のワクチン接種を完了
ステップ2 成人の70%が1回目、20%が2回目のワクチン接種を完了
ステップ3 成人の70~80%が1回目、25%が2回目のワクチン接種を完了
また、州政府は社会的距離の保持を条件にゴルフコース、サッカー場、テニスコート、バスケットボールコート、スケートパークなどの屋外施設を5月22日より再開すると発表しました。さらに屋外での懇親会やイベントは最大5人まで参加することが認められます。詳しくは州の公式発表 をご確認ください。
外出禁止令を6月2日まで延長(5月14日配信)
州政府は4月8日より発出している外出禁止令(Stay-at-Home order)を6月2日まで延長すると発表しました。これにより生活必需品の購入、医療機関への受診、屋外での運動、リモートで対応できない業務以外での外出が引き続き禁止となります。オンタリオ州では3月より変異株の感染が急速に拡大。4月中旬には新規感染者数が4,000人を超える日が続きましたが、5月13日時点で新規感染者の7日間平均は2,826人まで減少しています。州首相は外出禁止令解除の目安を「1日あたりの新規感染者数が1,000人を十分に下回ること」と述べています。
オンタリオ州で現在施行中の制限措置の詳細は州公式ページ をご確認ください。
ケベック州、マニトバ州からの入州を制限(4月17日配信)
州政府は4月17日よりケベック州、マニトバ州からの入州を制限すると発表しました。州境にはチェックポイントが設置され、医療機関への受診、仕事、商品配送などの目的を除き入州が禁止となります。
また、4月17日より新たな制限措置が講じられます。
4月17日より施行
同世帯者以外との屋外での集会や公共イベントは禁止となります。
食料品店や薬局など対面販売が許可されている全ての小売店の収容人数は50%から25%へ引き下げられます。
ゴルフコース、バスケットボールコート、サッカー場などの屋外スポーツ施設は閉鎖されます。
4月19日より施行
結婚式や葬儀の参列は屋内外ともに10人までとなり、披露宴などの懇親会は禁止となります。
オンタリオ州では変異株の感染が拡大し、2月下旬より感染者が増加し続けています。2月下旬には1日あたりの新規感染者数が1000人前後でしたが、現在は4000人を超える日が続いています。州政府は感染状況を鑑みて、5月5日を期日としていた外出禁止令を5月20日まで延長しました。詳しくは州の公式発表 をご確認ください。
州全域に外出禁止令を発出(4月8日配信)
州政府は4月7日、感染者の急増や医療体制のひっ迫等を理由に緊急事態宣言を発令するとともに、外出禁止令を発出しました。4月8日よりエッセンシャルワーカー、生活必需品の購入、医療機関への受診、屋外での運動を除き外出することが禁止となります。対面販売は生活必需品のみとなり、非生活必需品の販売は店頭引き取りまたは配達に限定されます。詳しくは州の公式発表 をご確認ください。
州内全域に「Emergency Brake」を発効 (4月2日配信)
州政府は州内全域に「Emergency Brake」を発効しシャットダウン(封鎖措置)を実施すると発表しました。4月3日より少なくとも4週間は以下の制限措置が講じられます。
屋内での集会は禁止となります。
屋外での集会は最大5人までとなります。
食料品店や薬局の収容人数は50%以下、その他の小売店は25%以下に制限されます。
理容室や美容院、ネイルサロンなどは閉鎖となります。
スポーツジムやフィットネス施設などのスポーツ施設は屋内外を問わず閉鎖となります。
結婚式、葬儀、礼拝は1部屋あたりの収容人数を15%以下に制限されます。
飲食店はテイクアウトと配達サービスのみ認められ、店内営業は禁止となります。
キャンプ場は閉鎖となります。
オンタリオ州では変異株の症例が若年層を含めて急速に拡大しており、医療体制がひっ迫している状況です。州首相は今回の封鎖措置に対し、「変異株を封じ込めるためには抜本的な対策が必要」と説明しました。詳しくは州の公式ホームページ をご確認ください。
感染リスクレベル「グレー(Lockdown)」における制限措置の一部緩和について(3月29日配信)
州政府は感染リスクレベルがグレー(Lockdown)の地域における制限措置を一部緩和することを発表しました。
3月29日より、ヨットマリーナやボートクラブにおけるクラブハウス、レストラン、バーなどの飲食店は屋外席での営業が認められます。
3月29日より、屋外でのフィットネス教室やトレーニング教室は予約制で最大10人までの参加が認められます。
4月12日より、理容室・美容院、ネイルサロンなどは予約制で収容人数の25%以下かつ最大5人までの営業が認められます。
また、3月29日より州全域で屋外での結婚式、葬儀、礼拝などの宗教行事は社会的距離の保持を条件に人数制限が撤廃されます。
なお、3月29日よりハミルトン地域(City of Hamilton Public Health Services)は感染者数の急増により感染リスクレベルがグレー(Lockdown)へ引き上げられました。詳しくは州の公式発表 をご確認ください。
飲食店の営業に関する措置を緩和(3月20日配信)
州政府は3月20日より飲食店の営業に関する措置を一部緩和しました。
感染リスクレベルがグレー(Lockdown)の地域では屋外席での営業に限り許可されます。
レッド(Control)の地域では屋内席の収容人数が50%以下かつ最大50人での営業が認められます。
オレンジ(Restrict)の地域では屋内席の収容人数が50%以下かつ最大100人での営業が認められます。
ただし、同テーブルの着席は同世帯者のみに限られます。
また、3月22日より下記8地域の感染リスクレベルの変更が発表されました。
Brant County Health Unit(レッド:Control)
Chatham-Kent Public Health(レッド:Control)
Leeds, Grenville and Lanark District Health Unit(レッド:Control)
Wellington-Dufferin-Guelph Public Health(オレンジ:Restrict)
Kingston, Frontenac and Lennox & Addington Public Health(イエロー:Protect)
North Bay Parry Sound District(イエロー:Protect)
Porcupine Health Unit(イエロー:Protect)
Timiskaming Health Unit(イエロー:Protect)
州内では変異株の感染リスクが高まっていることから、州政府は「今後数週間の対応が重要となります。引き続き感染防止を徹底してください」と呼び掛けています。詳しくは州の公式発表 をご確認ください。
オタワの感染リスクレベルをレッドへ引き上げ(3月19日配信)
州政府はオタワ地域(Ottawa Public Health region)の感染リスクレベルをオレンジ(Restrict)からレッド(Control)へ引き上げました。オタワでは急速に感染者数が増加しており、州政府は「感染状況が悪化しているため、公衆衛生対策を継続し可能な限り外出を控えてください」と注意を呼びかけています。詳しくは州の公式発表 をご確認ください。
サドベリー地域の感染リスクレベルをグレー(Lockdown)へ引き上げ(3月16日配信)
サドベリー地域(Public Health Sudbury and Districts)の感染リスクレベルは3月12日よりグレー(Lockdown)へ引き上げられました。当地域では感染者数が急増しており、州政府は「命を救うために迅速な対応が必要です」と説明しています。
また、3月15日より下記3地域の感染リスクレベルが変更となりました。
Lambton Public Health(グレー:Lockdown)
Northwestern Health Unit(レッド:Control)
Leeds, Grenville and Lanark District Health Unit(イエロー:Protect)
オンタリオ州の新型コロナウイルスへの対応は州公式ページ をご確認ください。
トロント、ピール、ノースベイ・パリーサウンド地域のロックダウン措置を解除(3月8日配信)
州政府はトロント(Toronto Public Health)、ピール(Peel Public Health)、ノースベイ・パリーサウンド(North Bay Parry Sound District Health Unit)地域のロックダウン措置と外出禁止令を解除しました。当地域は各地域で感染リスクレベルを設定するKeeping Ontario Safe and Open Framework へ移行します。これにより、州内の全地域で昨年末に施行されたロックダウン措置が解除となりました。3月8日よりトロント、ピール地域の感染リスクレベルはグレー(Lockdown)、ノースベイ・パリーサウンド地域はレッド(Control)となります。州政府は「全地域でロックダウンが解除されましたが、さらなる感染拡大を防ぐため警戒を怠らないでください」と注意を呼びかけています。
なお、3月8日より以下7地域の感染リスクレベルは下記へと変更となります。
レッド(Control)
Peterborough Public Health
Public Health Sudbury and Districts
Simcoe-Muskoka District Health
オレンジ(Restrict)
Haldimand-Norfolk Health Unit
Timiskaming Health Unit
イエロー(Protect)
Haliburton, Kawartha, Pine Ridge District Health Unit
Renfrew County and District Health Unit
感染リスクレベルの詳細は州公式ページ をご確認ください。
サンダーベイ、マスコーカ地域、シムコ―郡の感染リスクレベルをグレー(Lockdown)へ引き上げ(3月1日配信)
感染者の急増に伴い、サンダーベイ、マスコーカ地域、シムコ―郡の感染リスクレベルは3月1日よりグレー(Lockdown)へ引き上げられました。マスコーカ地域およびシムコ―郡(Simcoe-Muskoka District Health Unit)では変異株の感染が拡大しており、州内で最多となる計170人の感染が確認されています。州政府は「直ちに感染を遮断し、地域社会への広がりを封じ込めます」と説明しました。
なお、3月1日より感染リスクレベルが変更となる地域は以下の通りです。
Simcoe-Muskoka District Health Unit(グレー:Lockdown)
Thunder Bay District Health Unit(グレー:Lockdown)
Niagara Region Public Health(レッド:Control)
Chatham-Kent Public Health(オレンジ:Restrict)
Middlesex-London Health Unit(オレンジ:Restrict)
Southwestern Public Health(オレンジ:Restrict)
Haldimand-Norfolk Health Unit(イエロー:Protect)
Huron Perth Public Health(イエロー:Protect)
Grey Bruce Health Unit(グリーン:Prevent)
オンタリオ州の新型コロナウイルスに関する情報は州公式ページ をご確認ください。
2月22日よりヨーク地域のロックダウン措置を解除(2月22日配信)
2月22日よりヨーク、トロント、ピール地域におけるロックダウン措置を解除する予定でしたが、州政府はヨーク地域(York Region Public Health)のみ解除しました。当地域は各地域で感染リスクレベルを設定するKeeping Ontario Safe and Open Framework へ戻り、感染リスクレベルはレッドとなります。
なお、以下の地域は3月8日までロックダウン措置と外出禁止令が施行されます。
North Bay Parry Sound District Health Unit
Peel Public Health
Toronto Public Health
詳しくは州公式ページ をご確認ください。
2月16日よりロックダウン措置が解除される地域について (2月15日配信)
オンタリオ州では昨年末より実施しているロックダウン措置と外出禁止令が段階的に解除されています。州政府は2月16日より27地域で解除し、各地域で感染リスクレベルを設定する“Keeping Ontario Safe and Open Framework ”へ戻すと発表しました。感染リスクレベルが最高のグレー(Lockdown)となるのはナイアガラ地域のみで、ウォータールー、ハミルトン地域などはレッド(Control)となります。詳細は以下の通りです。
グレー(Lockdown)
Niagara Region Public Health Department
レッド(Control)
Chatham-Kent Public Health
Durham Region Health Department
Halton Region Health Department
Hamilton Public Health Services
Middlesex-London Health Unit
Region of Waterloo Public Health and Emergency Services
Simcoe-Muskoka District Health Unit
Southwestern Public Health
Thunder Bay District Health Unit
Wellington-Dufferin-Guelph Public Health
Windsor-Essex County Health Unit
オレンジ(Restrict)
Brant County Public Health Unit
Eastern Ontario Health Unit
Haldimand-Norfolk Health Unit
Haliburton, Kawartha, Pine Ridge District Health Unit
Huron Perth Public Health
Lambton Health Unit
Ottawa Public Health
Porcupine Health Unit
Public Health Sudbury and Districts
イエロー(Protect)
Algoma Public Health
Grey Bruce Health Unit
Northwestern Health Unit
Peterborough Public Health
グリーン(Prevent)
Leeds Grenville and Lanark District Health Unit
Timiskaming Health Unit
上記の地域では2月16日より各リスクレベルに応じた制限措置が講じられます。なお、トロント、ヨーク、ピール地域は2月22日よりKeeping Ontario Safe and Open Frameworkに戻る予定です。
詳しくは州公式ページ をご確認ください。
ロックダウンを段階的に解除 (2月12日配信)
州政府は12月末より州全域で実施しているロックダウン措置を段階的に解除し、公衆衛生局の管轄地域ごとに感染リスクレベルを設定する“Keeping Ontario Safe and Open Framework ”へ戻すと発表しました。2月10日より以下の地域はリスクレベルが最低のグリーン(Prevent)となり、飲食店や屋内施設などが条件付きで再開しています。
Hastings Prince Edward Public Health Unit
Kingston, Frontenac and Lennox and Addington Health Unit
Renfrew County and District Health Unit
なお、1月中旬より発出されている外出禁止令は各地域においてKeeping Ontario Safe and Open Frameworkへ戻った時点で解除されます。詳しくは州政府の発表 をご確認ください。
トロント・ピアソン国際空港での新型コロナウイルス検査実施について (2月1日配信)
州政府は変異種の症例増加に伴い、海外からトロント・ピアソン国際空港へ到着する全ての渡航者に対しPCR検査の受診を2月1日より義務づけました。オンタリオ州ではイギリスの変異種の症例が現地時間1月30日時点で51例確認されており、当措置以外にも検査体制や接触者追跡の強化が発表されています。
詳しくは州政府の発表 をご確認ください。
緊急事態宣言の延長について (1月26日配信)
州政府は1月26日を期日としていた緊急事態宣言を2月9日まで延長すると発表しました。これに伴い、外出禁止令や非生活必需品を扱う店舗における営業時間の制限等の措置も引き続き講じられます。オンタリオ州では昨年末から感染者が急増し、1月初旬には一日当たりの新規感染者数の平均が3000人を超えていました。1月10日頃より減少に転じ、現地時間1月25日の発表では新規感染者数が1,958人と発表されています。州の最高医療責任者はロックダウン解除の目安について「一日当たりの新規感染者数が1,000人前後に下がる必要がある」と述べており、市民に対し引き続き制限措置の遵守を求めています。
外出禁止令の発出について (1月13日配信)
州政府は緊急事態宣言を再発令するとともに、人々の移動を制限し同世帯以外との接触を減らすことを目的に外出禁止令の発出を発表しました。1月14日よりエッセンシャルワーカーや生活必需品の購入、運動、医療機関の受診を除き、外出することが禁止となります。警察による取り締まりが行われ、違反者は罰金が科される可能性があります。
なお、12月26日より実施されているロックダウンの追加措置として、1月12日より以下の措置が講じられています。
屋外での集会は5人までとなります。
生活必需品を取り扱う店舗の店内営業は午前7時~午後8時までとなります。ただし、ガソリンスタンドやコンビニエンスストア等は本措置の対象外となります。
オンタリオ州では連日3000人を超える新規感染者が確認され、感染拡大が止まらない状況です。州政府は医療体制のひっ迫に強い危機感を示しており、市民に対し人との接触を減らすよう訴えています。オンタリオ州の新型コロナウイルスに関する情報は州公式ページ をご確認ください。
州北部のロックダウン期間を延長 (1月12日配信)
州政府は州北部のロックダウン期間を1月23日まで延長しました。オンタリオ州では12月26日より州全域でロックダウン措置が講じられ、州北部は1月9日までを予定していました。州政府は州北部の多くの地域で感染者が増加していると報告しています。
ロックダウン措置の詳細は州公式ページ をご確認ください。
12月26日より州全域でロックダウンを実施 (12月23日配信)
州政府は感染者の増加と医療体制のひっ迫を受け、12月26日より州全域でロックダウンを実施すると発表しました。州北部は1月9日、州南部は1月23日までを予定しています。ロックダウン中に施行される主な措置は以下の通りです。
同世帯同士を除き屋内でのイベントや集会は全て禁止となります。
飲食店はテイクアウトやドライブスルー、配達サービスでの営業のみとなります。
カジノ、スポーツ施設などの屋内施設は全て閉鎖となります。
美容院やネイルサロンなどの個人サービス業は全て閉鎖となります。
映画館、劇場、美術館、動物園などの文化施設は全て閉鎖となります。
食料品や薬など生活必需品以外の対面販売が禁止され、販売は路面での受け渡しや配達のみとなります。
スーパーマーケットや食料品店は収容人数が50%以下、大型店舗は25%以下となります。
ロックダウン終了後は各公衆衛生局の管轄地域ごとに感染リスクレベルを定める“Keeping Ontario Safe and Open Framework”が再び施行され、レベルに応じて異なる制限措置が講じられます。
ハミルトン地域のリスクレベルをLockdown(封鎖段階)へ引き上げ
州政府は各地域のリスクレベルの見直しを行い、12月21日よりハミルトン地域のリスクレベルをLockdown(封鎖段階)へ引き上げました。現時点で5つの地域(トロント、ピール、ヨーク、ウィンザー・エセックス、ハミルトン)がLockdown(封鎖段階)となっています。
その他の地域においてもリスクレベルが変更されました。オンタリオ州の地域別における制限措置についての詳細はこちら のページをご確認ください。
ヨーク、ウィンザー・エセックス地域のリスクレベルをLockdown (封鎖段階)へ引き上げ(12月14日配信)
州政府は各地域のリスクレベルの見直しを行い、12月14日よりヨーク、ウィンザー・エセックス地域のリスクレベルがLockdown(封鎖段階)へ引き上げられました。Lockdownの地域では同世帯以外との集会禁止や飲食店の店内サービス禁止などの措置が講じられます。
その他の地域においてもリスクレベルが変更されています。オンタリオ州の地域別における制限措置についての詳細はこちら のページをご確認ください。
トロント、ピール地域のリスクレベルをLockdown(封鎖段階)へ引き上げ (11月24日配信)
州政府はトロントおよびピール地域におけるリスクレベルを最大レベルとなるLockdown(封鎖段階)へ引き上げました。11月23日より講じられる主な制限措置は以下の通りです。
同世帯同士を除き屋内でのイベントや集会は禁止となります。
屋外でのイベントや集会の参加人数は10人までとなります。
飲食店は屋内および屋外でのサービスが禁止され、テイクアウトやドライブスルー、配達のみの営業となります。
小売店は生活必需品のみ対面販売が認められ、店内人数は50%以下となります。生活必需品以外の販売は路面での引き渡しや配達のみに限られます。
また、州政府はリスクレベル“Control (制御段階)“における屋外の集会参加人数を10人から5人へ変更しました。オンタリオ州の新型コロナウイルスの対応はこちら をご確認ください。
トロント市とピール地域における独自の制限措置について (11月12日配信)
オンタリオ州では各公衆衛生局の管轄地域ごとに感染レベルを決定し、各レベルで異なる制限措置を講じるシステムが11月7日より導入されています。一方で、トロント市とピール地域では州が策定する制限措置よりも厳しい措置を施行しました。
トロント市とピール地域で独自に導入された措置は以下の通りです。
トロント市
原則として家族以外の集まりは禁止となります。
緊急の場合を除き、他人宅への訪問が禁止となります。
レストランやバーなどの飲食店では屋内での飲食が禁止となります。
スポーツジムやフィットネス施設では複数人で行うレッスンの開催が禁止となります
集会およびイベントスペースは閉鎖となります。
ショッピングモールでは歩行しながらの飲食が禁止となります。
カジノやビンゴホールなどゲーム施設は閉鎖となります。
ピール地域
緊急の場合を除き、他人宅への訪問が禁止となります(11月13日より施行)
原則として、レストランやバーなどの飲食店において家族以外との飲食が禁止となります。
ジムやフィットネス施設ではレッスンに参加する際に事前登録が義務付けられます。
集会およびイベントスペースは閉鎖となります。
なお、州政府が11月7日より導入したシステムでは現時点でLockdown (封鎖段階)に該当する地域はなく、感染が広がっているピール地域はControl (制御段階)、オタワ、ヨーク地域は Restrict (制限段階)に区分されています。なお、最大の感染拡大地域であるトロントは他地域よりも1週間遅れ14日より同システムが導入される予定です。
オンタリオ州が導入した地域別のシステムに関する詳細はこちら をご確認ください。
地域別に制限措置を施行する新システムを発表 (11月5日配信)
州政府は新型コロナウイルスの感染抑制と経済活動を両立するための新たなシステムを発表しました。各公衆衛生局の管轄地域ごとに5つのレベル“Prevent(予防段階)”、“Protect(防護段階)”、“Restrict(制限段階)”、“Control(制御段階)”、“Lockdown(封鎖段階)”に分類され、各レベルで異なった制限措置が講じられます。
各レベルで講じられる主な制限措置は以下の通りです。
Prevent (予防段階)
私的な集会は屋内で10人、屋外で25人までとなります。
公共のイベントや集会は屋内で50人、屋外で100人までとなります。
飲食店はテーブルの間隔を2メートル以上開けることが求められます。また、ビュッフェ形式のサービスは禁止となります。
スポーツ施設の収容人数は屋内で50人、屋外で100人までとなります。
理美容業は酸素バーや蒸し風呂、サウナなどが閉鎖となります。
Protect (防護段階)
私的な集会は屋内で10人、屋外で25人までとなります。
公共のイベントや集会は屋内で50人、屋外で100人までとなります。
飲食店での酒類の提供は午後11時まで、営業は午前0時までとなります。また、1テーブルあたりの人数は6人までとなり、利用者の連絡先の登録が義務付けられます。
スポーツ施設はPrevent(予防段階)の措置に加え、マスク着用や社会的距離3メートルの保持が求められ、事前予約と連絡先の登録が義務付けられます。
理美容業はPrevent(予防段階)の措置に加え、利用者の連絡先の登録が義務付けられます。
Restrict (制限段階)
私的な集会は屋内で10人、屋外で25人までとなります。
公共のイベントや集会は屋内で50人、屋外で100人までとなります。
飲食店は店内人数を50人までとし、1テーブルあたりの人数は4人までとなります。酒類の提供は午後9時まで、営業は午後10時までとなります。また、利用者の健康状態の確認が義務付けられます。
スポーツ施設はProtect(防護段階)までの措置に加え、利用は1時間以内とされ、利用者の健康状態の確認が義務付けられます。
理美容業はProtect(防護段階)までの措置に加え、マスク着用が義務付けられます。また、更衣室やシャワー室は閉鎖されます。
Control (制御段階)
すべてのイベントや集会の参加人数は屋内で10人、屋外で25人までとなります。
飲食店は店内人数が10人までとなります。
スポーツ施設はRestrict(制限段階)までの措置に加え、収容人数が屋内で10人、屋外で25人までとなります。また、個人競技および団体競技ともに身体接触は禁止となります。
理美容業はRestrict(制限段階)までの措置に加え、マスクの取り外しが必要となるサービスが禁止となります。
Lockdown (封鎖段階)
飲食店の店内サービスの禁止など、経済再開計画の第一段階と同様の措置が講じられます。
各レベルの措置について詳細はこちら のページをご確認ください。
州政府は当システムを11月7日より適用すると発表しています。感染拡大地域であるトロント、ピール、ヨーク、オタワなどは“Restrict(制限段階)“となる見込みです。11月6日の感染状況により各地域のレベルが決定しますので、州による最新の発表をご確認ください。
ヨーク地域の制限措置を強化 (10月20日配信)
州政府はトロントやオタワ地域などで強化した制限措置をヨーク地域にも施行しました。10月19日より以下の措置が講じられます。
レストラン、バー、フードコート、ナイトクラブなどの飲食店において店内での飲食が禁止となります。
屋内のスポーツジム、カジノ、ビンゴホール、映画館、劇場などは閉鎖されます。
科学館や美術館、動物園などでは人的接触の可能性がある展示が閉鎖されます。
美容院などでのマスクを外す必要がある髭の手入れやメイクなどのサービスは禁止となります。
イベントや集会の参加人数は屋内で10人、屋外で25人までに制限されます。
ヨーク地域では10月3日から9日の間に症例数が49%増加し、入院数も過去1週間で2倍になるなど急速に感染が拡大しています。州政府は「第2波を封じ込めるために追加の措置が必要」と説明しました。
10月10日よりトロント、ピール、オタワ地域の制限措置を強化 (10月13日配信)
感染が急速に拡大しているオタワ、トロント、ピール地域の制限措置が強化されました。10月10日より施行される措置は以下の通りです。
イベントや集会の参加人数は屋内で10人、屋外で25人までに制限されます。
レストランやバー、ナイトクラブ、フードコートなどの飲食店では店内での飲食が禁止となります。
スポーツジムやビンゴホール、屋内映画館、劇場などは閉鎖されます。
動物園や科学館、美術館などでは人的接触の可能性がある展示が閉鎖されます。
美容院などでのマスクを外す必要がある髭の手入れやメイクなどのサービスは禁止となります。
また、州政府はオンタリオ州の全ての市民に対し不要不急の外出の自粛を要請。高感染地域から低感染地域への移動も控えるよう呼び掛けています。
トロント、ピール、オタワ地域での制限措置を強化 (10月5日配信)
州政府は感染者が急増しているオタワ、トロント、ピール地域の飲食店やスポーツジム、イベントスペースに対する制限措置を強化しました。10月3日より施行される措置の概要は以下の通りです。
レストランやバーなどの飲食店およびナイトクラブは屋内の収容人数を100人以下に制限されます。
飲食店での1テーブルあたりの人数は6人までとなります。
イベントスペースや会議などにおいても1テーブルあたりの上限を6人とし、全体の収容人数は50人に制限されます。
スポーツジムやフィットネスセンターの収容人数は最大50人とし、1クラスあたり10人までに制限されます
なお、州政府は感染が急速に拡大している状況を鑑みて、10月3日より州全体で屋内の公共スペースにおいてマスク着用を義務化しました。オンタリオ州では10月2日の新規感染者が732人確認され、1日あたりの感染者数として過去最大を記録しています。
オンタリオ州の新型コロナウイルスへの対応はこちら のページをご確認ください。
飲食店に対し新たな制限措置を導入 (9月28日配信)
州政府は感染者の急増を鑑みて、9月26日よりレストランやバーなどの飲食店に対し新たな制限措置を施行しました。州内全ての飲食店に対し以下の措置が導入されます。
酒類の販売は午後11時までに制限されます。
従業員を含み、敷地内での飲酒は午前0時~9時の間禁止となります。
テイクアウトや配達サービスを除き、午前0時~5時の営業は禁止となります。
州政府は過去5週間における新規感染者のうち40歳未満の若年層が全体数の3分の2を占め、飲食店などでの私的な集まりが感染拡大の一因であると説明。市民に対し集会制限や公衆衛生対策を遵守し、感染予防に努めるよう強く要請しました。
新型コロナウイルスの無症状者に対し薬局で無料の検査を開始 (9月25日配信)
州政府は無症状者に対し、薬局にて新型コロナウイルス検査を無料で実施することを発表しました。新規感染者の急増に伴いオンタリオ州の検査センターでは大勢の市民が詰めかけており、検査施設の拡充が求められています。州政府は9月25日よりドラッグストアチェーンである“Shoppers Drug Mart”、“Rexall”の店舗など約60か所で検査の実施を予定。検査は予約制となり、受診時にはマスク着用や社会的距離の保持など衛生対策の遵守が義務付けられます。オンタリオ州で実施されている新型コロナウイルス検査に関する詳細はこちら のページをご確認ください。
9月18日よりトロント、ピール、オタワ地域で集会制限を強化 (9月18日配信)
州政府は感染者が増加しているトロント、ピール、オタワ地域において集会制限を強化しました。9月18日よりイベントや集会の参加人数の上限は屋内で50名から10名に、屋外では100名から25名に縮小となります。当措置は個人宅や公園、レクリエーション施設などで開催されるパーティ―、ディナー、結婚披露宴など社交的な集まりが対象となります。飲食店や映画館、バンケットホール、スポーツジムなどスタッフのいる企業や施設で開催されるイベントや集会は対象となりません。
集会制限の強化に関する詳細はこちら のページをご確認ください。
制限措置を9月22日まで延長 (8月24日配信)
州政府は新型コロナウイルス感染拡大防止のために講じられている措置を9月22まで延長することを発表しました。オンタリオ州では7月24日を以って緊急事態宣言が解除されましたが、緊急事態宣言下で講じられていた措置は継続されています。
なお、州内全域で経済活動の再開計画は段3段階まで進められています。第3段階では集会の参加人数が制限され屋内では50人、屋外では100人までとなります。また、遊園地やウォーターパーク、カジノでのテーブルゲーム、ビュッフェ形式の飲食サービスなども禁止の対象となりました。今回の延長決定に伴い、本計画の制限措置も引き続き適用となります。
第3段階の詳しい内容はこちら をご確認ください。
スポーツ施設における制限を緩和 (8月18日配信)
州政府は8月15日より経済再開計画の段3段階におけるスポーツ施設での制限を改定。2メートル以上の社会的距離を保つことを条件に、1部屋に対し最大50人の参加が可能となりました。この制限は体育館、コミュニティセンター、フィットネスジム、ヨガスタジオ、ダンススタジオなどのスポーツ施設にて適用されます。
経済活動の再開計画 第3段階へ移行する地域を追加 (8月12日配信)
州政府は経済活動の再開計画が第2段階に留まっていたウインザー、エセックス地域を8月12日より第3段階へ移行。これにより州内全域が第3段階へ進みました。第3段階では大半の事業やサービスの再開が認められていますが、遊園地や個室カラオケ、カジノ等での卓上ゲーム、ビュッフェ形式の飲食サービスなどは引き続き禁止となります。
第3段階へ移行する地域に関する詳細はこちら をご確認ください。
レストラン、バーなどの飲食店での追加措置を7月31日より施行 (8月4日配信)
オンタリオ州はレストランやバーなどの飲食店において新たな規制措置を施行しました。7月31日より追加された措置は以下の通りです。
利用客は屋内外の席を問わず洗面所への移動、支払い時を除き常に着席すること
事業主は感染による接触者追跡のため、利用客の連絡先などを記録し30日間保存すること
州政府は当措置について、「今回の追加対策は密な接触を削減し、接触者の追跡をサポートすることで感染拡大の抑制となるものです」と市民に対し理解を呼びかけました。
経済活動の再開計画 第3段階へ移行する地域を追加 (7月31日配信)
経済活動の再開計画が第2段階に留まっていたトロント、ピール地域は7月31日より第3段階へ移行しました。第3段階への移行により大半の事業やサービスの再開が認められますが、州政府は市民に対し「引き続き公衆衛生対策に努め、責任を持って行動してください」と呼びかけています。なお、ウインザー・エセックス地域は第2段階に留まります。
第3段階へ移行する地域に関する詳細はこちら をご確認ください。
緊急事態宣言が7月24日を以って終了 (7月30日配信)
7月24日を期日としていた緊急事態宣言は同日を以て終了しました。ただし、これまで講じられていた措置は宣言終了後にも適用する法案が議会にて可決されています。そのため、イベントや集会における人数制限、遊園地やウオーターパークの閉鎖、ビュッフェ形式の飲食禁止などの措置は引き続き適用となります。
経済活動の再開計画 第3段階へ移行する地域を追加 (7月22日配信)
州政府は経済活動の再開計画が第2段階に留まっている一部の地域を第3計画へ移行すると発表。トロント、ウインザー・エセックス、ピールを除く全ての地域は7月24日より第3段階へ移行します。
第3段階への移行により大半の事業やサービスは再開が認められますが、店舗や企業では引き続き安全対策を講じることが求められます。
第3段階へ移行する地域に関する詳細はこちら をご確認ください。
ハミルトン市 7月20日より屋内の公共スペースにおいてマスク着用を義務化 (7月21日配信)
ハミルトン市は学校や保育施設などの一部施設を除き、7月20日より屋内の公共スペースでのマスク着用を義務化しました。ただし、健康上の理由などによりマスクの着用が困難な方と2歳未満の子どもは免除されます。
緊急事態宣言を7月24日まで延長 (7月16日配信)
オンタリオ州は7月15日を期日としていた緊急事態宣言を7月24日まで延長することを発表しました。州内では経済再開に向けた規制緩和が進められていますが、手洗いや社会的距離の保持など感染防止対策を徹底するよう市民へ強く要請しています。
経済活動の再開計画 第3段階を7月17日から開始 (7月15日配信)
オンタリオ州はトロント、ヨーク、ピールなどの地域を除き、経済活動の再開計画を第3段階へ移行することを発表しました。これにより安全衛生対策を講じることを条件に大半のビジネスやサービスの再開が認められます。ただし、社会的距離の保持や衛生管理が困難とされる遊園地やカジノ、ビュッフェ形式の飲食サービスなどは引き続き閉鎖される予定です。
また、イベントや集会の人数制限は社会的距離の保持を条件に屋内で最大50人、屋外で最大100人へ拡大されます。
経済活動の再開計画 第3段階に関しての詳細はこちら よりご確認ください。
ミシサガ市 7月10日より屋内の公共スペースでのマスク着用を義務化 (7月10日配信)
ミシサガ市は7月10日より、原則としてすべての屋内公共スペースにおいてマスク着用を義務づけました。学校や病院などは免除されますが、飲食店や食料品店、教会、ホテル、屋内レクリエーション施設などあらゆる施設が着用義務の対象となります。ただし、2歳未満の子どもや健康上の理由などによりマスク着用が困難な方は免除されます。
ブランプトン市 7月10日より屋内の公共スペースにおいてマスク着用を義務化 (7月10日配信)
ブランプトン市は7月10日より例外を除きすべての屋内公共スペースでのマスク着用を義務化しました。ただし、2歳未満の子どもや健康上の理由によりマスク着用が困難な方は免除されます。
ブランプトン市のマスク着用義務は2020年10月1日まで適用となり、従わない場合は個人や企業に対し罰金を科すとしています。
オタワ市 7月7日より屋内の公共スペースにおいてマスク着用を義務化 (7月8日配信)
オタワ市を含むオンタリオ州の東部地域では、屋内の公共スペースでのマスク着用が7月7日より義務化されました。今後マスクを着用していない方は施設内への入場が制限または拒否されます。ただし、2歳未満の子どもや健康上の理由などによりマスク着用が困難な方、一般市民の立ち入りが禁止されている施設内で作業を行う方は着用が免除されます。
経済活動の再開計画 第2段階へ移行する地域を追加 (7月8日配信)
経済活動の再開計画が第1段階に留まっていた州内のリーミントンとキングスビル地域は7月7日より第2段階へ移行しました。これにより州内全域で再開計画が第2段階へ進み、多くの事業やサービスの再開が認められています。
トロント市 屋内の公共スペースでのマスク着用を義務化 (7月2日配信)
トロント市議会は7月7月より、屋内の公共スペースにおいてマスク着用を義務化することを発表しました。ただし2歳未満の子どもや医療上の理由などでマスク着用が困難な方は免除されます。
他の地域についても導入を予定しており、ピール地域では7月中旬より屋内の公共スペースにおいてマスク着用が義務化となります。
トロント市による発表はこちら をご確認ください。
また、グレーター・トロント・エリアの公共交通機関では7月2日よりマスク着用が義務化されます。
以下の交通機関を利用する際はマスクの着用が必須となります。
Toronto Transit Commission (TTC)
York Region Transit (YRT)
MiWay
Brampton Transit
Durham Region Transit (DRT)
Oakville Transit
Hamilton Street Railway (HSR) ※6月22日から実施
上記以外の交通機関においてもマスク着用が推奨されています。詳細はトロント交通局 のウェブサイトをご確認ください。
経済活動の再開計画 第2段階へ移行する地域を追加 (6月30日配信)
州政府はリーミントンとキングスビルを除くウィンザー・エセックス地域を対象に、6月25日より経済活動の再開計画を第2段階へ移行すると発表しました。第2段階への移行に伴い多くのサービスや事業の再開が認められます。詳細はこちら をご確認ください。
第2段階への移行が保留となった地域では新たな感染拡大対策が行われています。オンタリオ州は地域ごとに基準を設定し、状況を確認したうえで第2段階へ移行するとしています。
州の緊急事態宣言を延長 (6月30日配信)
オンタリオ州は緊急事態宣言の期日を6月30日としていましたが、7月15日まで延長することを発表しました。州政府は引き続き医療最高責任者と協議を行い、延長や解除の時期について検討するとしています。
経済活動の再開計画 第2段階へ移行する地域を追加 (6月24日配信)
オンタリオ州は6月22日、トロントおよびピール地域を6月24日より経済活動再開計画の第2段階へ移行すると発表しました。再開計画の第2段階では適切な安全衛生対策を講じることを条件に、多くのビジネスやサービスの再開が認められます。詳細はこちら をご確認ください。
なおウインザー・エセックス地域は第1段階に留まります。
経済活動の再開計画 第2段階を6月12日から開始 (6月8日配信)
6月30日を期限とした緊急事態宣言下にあるオンタリオ州は、6月12日に経済活動の再開計画を第2段階へ移行することを発表しました。第2段階はトロント、ピール、ヨークなどの特定地域以外で施行され、引き続き社会的距離の保持が求められます。
6月12日より行われる規制緩和は以下の通りです。
屋内外での集会における人数制限を最大10人までに拡大
礼拝所の開放(屋内での人数を通常の30%以下に制限した場合に限る)
レストランやバーなど飲食店の営業再開(屋外での食事提供に限る)
ショッピングモールの営業再開(食事の提供は屋外またはテイクアウトでのサービスに限る)
屋外プールの開放
美容院や理髪店の営業再開
オンタリオパークの開放(ビーチやキャンプ場など)
屋外でのスポーツ活動
映画館や博物館等の文化鑑賞施設の営業再開(ドライブインまたはドライブスルーでの鑑賞に限る)
映画やテレビ等の撮影や制作活動の再開
本件に関する詳細はこちら の記事をご確認ください。
経済活動の再開計画 第2段階に関しての詳細はこちら よりご確認ください。
緊急事態宣言を6月30日まで延長 (6月2日配信)
3月17日に発令されたオンタリオ州の緊急事態宣言は期限を6月2日としていましたが、6月30日まで延長することが発表されました。
州内では規制緩和により経済活動を部分的に再開していますが、以下の活動は引き続き制限の対象となりますのでご注意ください。
屋内娯楽施設、公立図書館、私立学校、チャイルドケアセンター、劇場、コンサート会場の営業停止
レストランおよびバーは持ち帰りや宅配のみ、映画館はドライブイン形式での営業に限り許可
屋内外を問わず原則として5人以上の集会を禁止
緊急事態宣言の延長に関する詳細はこちら をご確認ください。
トロント・ピアソン国際空港 乗客とスタッフへマスク着用の義務化 (6月1日配信)
トロント・ピアソン国際空港を運営するグレータートロント空港公団は、6月1日からマスク着用の義務化を含む安全対策を強化することを発表しました。
今回の安全対策では、社会的距離の保持と合わせて主に以下の3点が強化されます。
全ての乗客とスタッフに対しマスク着用を義務化 (飲食時や2歳未満の幼児、呼吸器疾患者など補助無しでマスクを外せない方は着用義務対象外となります)
ターミナルの利用制限 (渡航者が16歳未満または補助が必要な場合を除いて部外者のターミナル利用を禁止とし、渡航者は手荷物受領後に速やかな退出が要求されます)
清掃の強化 (手荷物カートやキオスクなどの清掃強化と、入場口にて手指の消毒を推奨)
トロント・ピアソン国際空港で施行された安全対策の詳細はこちら をご確認ください。
オタワ 公共交通機関でのマスク着用を義務化 (6月1日配信)
カナダの首都オタワでは国内初となる公共交通機関でのマスク着用の義務化が発表されました。
今回の決定は、オタワ市交通委員会が公共交通機関である“OCトランスポ”より提出された非医療用マスクの着用義務化計画を承認したかたちとなります。
乗客は6月1日よりマスク着用が要求され、6月15日には乗車スタッフを含めた公共交通機関を利用する全員にマスク着用が義務化されます。
オタワ 公共交通機関でのマスク着用義務化に関しての詳細はこちら をご確認ください。
緊急事態宣言を6月2日まで延長することを発表 (5月12日配信)
3月17日に発令された緊急事態宣言は5月12日が期限となっておりましたが、オンタリオ州議会の決定により6月2日まで延長することが発表されました。 オンタリオ州では一部の経済活動の再開が開始されていますが、緊急事態宣言の延長により以下の措置が継続となります。
屋内娯楽施設、公立図書館、私立学校、チャイルドセンター、レストラン(持ち帰りや宅配を除く)、バー、映画館、劇場、コンサート会場の営業停止 5人以上の公共イベント(礼拝場所での集会などを含む)および集会の禁止 必要不可欠または安全指針を厳格に遵守することを条件に営業再開を認められた業種以外の営業を停止 屋外レクリエーション施設の閉鎖
緊急事態宣言の延長措置に関する詳細はこちら をご確認ください。
一部業種の営業再開を5月4日から開始 (5月1日配信)
オンタリオ州政府は厳格な公衆衛生対策に準拠し、新型コロナウイルス発生時に安全に活動する事を条件に特定の企業や職場の再開を許可しました。 対象となる以下の業種は現地時間5月4日午前12時より業務を再開することができます。
園芸用品店(路面での店頭受け取りや配達に限る) 芝の管理などの造園業 自動式またはセルフ式の洗車 予約制による自動車販売 ゴルフ場の営業再開に向けた準備業務(一般への開放は不可) 遊戯用船舶のマリーナの営業再開に向けた準備業務(一般への開放は不可 また、建設事業で以下に関連する追加の重要な業種 配送、物流 放送、通信、デジタルインフラ その他、物品の運搬やサービスの改善に資する事業 地方自治体による事業 大学 託児所 学校 公共サービス用,商業用,工業用,住居用の開発に係る整地,掘削等
営業を再開する業種について詳しくはこちら をご確認ください。
州内の公立学校の休校措置を5月31日まで延長することを発表 (4月26日配信)
オンタリオ州のスティーブンレッチェ教育大臣は、5月4日までとしていた州内における公立学校の休校措置を5月31日まで延長することを発表しました。公立学校の休校措置とは手続きが異なる私立学校やチャイルドケアセンターなどについては2週間ごとに措置を見直すとしており、現時点では5月6日までの閉鎖が決定しています。オンタリオ州政府は学生と保護者に向けて、今後の学習プランについての方針や計画を発表しました。詳しくはこちら をご確認ください。
オンタリオ州 概要
人口約610万人を有するカナダ最大の都市“トロント”と首都“オタワ”を含むオンタリオ州は、国内総人口の3分の1にも及ぶ約1,350万人が居住しています。州北部はハドソン湾とジェームズ湾、東部はケベック州、西部はマニトバ州、南部は五大湖のオンタリオ湖・エリー湖・ヒューロン湖・スペリオル湖と隣接します。州名の「オンタリオ」は先住民イロコワ族の言葉で「美しい湖(水)」を意味し、州内には約25万か所の湖と合計10万キロ以上の川を保有します。州面積は約100万平方キロメートルと広く、地域により気候が異なります。地形から“Horse Shoe(馬の蹄鉄)”と呼ばれる州南部のトロントを含むオンタリオ湖周辺は、夏に温められた湖の熱が秋と冬に流れ込み、温暖な日が多いのが特徴です。オタワのある南東部は暖かい夏と寒さが厳しい冬があり、一年中適度な降雨と降雪がある冷帯湿潤気候に属します。ハミルトンのある南西部は五大湖の風下に位置することから冬は寒く、記録的な積雪量が観測されたこともある豪雪地帯です。北東部は冷たいハドソン湾に隣接し、夏でも肌寒い気候です。州の公用語は英語ですが、国内でケベック州に次いでフランス語を使用する人口が多く、北オンタリオ地方のサドバリーでは住民の約3分の1がフランス語を使用しています。
トロント / Toronto
オンタリオ州の州都“トロント ”はオンタリオ湖の北岸に位置するカナダ最大の都市です。先住民ヒューロン族の言葉で「集まる場所」という意味を持ち、言葉の由来通り様々な国からの移住者が多く集まり、80以上ものエスニックタウン がある多文化都市として知られます。世界第6位の規模を持つトロント証券取引所をはじめ金融や出版、芸術など都市産業が発達しているカナダ経済の商都であり、国内企業の拠点となっています。毎年9月には世界的に有名なトロント国際映画祭“Toronto International Film Festival ”が開催されます。市内の映画館や劇場で300本以上の作品が上映され、30万人以上が訪れる世界的ノン・コンペティションの映画祭です。
オタワ / Ottawa
オンタリオ州南東部に位置するオタワ は、イギリス領下の1857年にイギリスのビクトリア女王によりカナダの首都に裁定されました。行政機関が集中する双子都市のガティノーと共に “オタワ首都圏 / National Capital Region ”を形成しています。オタワとキングストンを結ぶ全長202kmの”リドー運河 / Rideau Canal ”は、2007年にユネスコ世界遺産に登録されました。夏にはボートや遊覧船が運航し、冬には凍った水面が天然のスケートリンクになります。オタワでは年間を通じて多くのイベントが開催されますが、中でも5月の“チューリップフェスティバル / Canadian Tulip Festival” は国内外から毎年60万人以上の観光客が訪れます。1945年にオランダ王室から感謝のしるしとして送られた10万株のチューリップの球根に由来し、フェスティバル期間には市内4か所の会場に100万本のチューリップが咲き誇ります。
トロント/オタワ – オンタリオ州の主な観光地
CNタワー / Canadian National Tower
トロントのランドマーク的存在の“CNタワー”は高さが553.33mあり、開業した1976年からドバイのブルジュ・ハリーファに抜かされる2007年までは世界で最も高い塔でした。塔内には4つの展望台があり、地上447m時点にある“SkyPod”からは、天気が良いと160km先のナイアガラの滝やアメリカのニューヨーク州まで見渡すことができます。また、地上356m時点には毎年5月から11月に限り体験できる、世界で最も高い遊歩道“Edge Walk”があります。事前の予約が必須となり、タワーの外壁に立つと隔たりの無い360度の景色を楽しむことができます。
ロイヤルオンタリオ博物館 / Royal Ontario Museum
1914年に開館したロイヤルオンタリオ博物館は、頭文字を取ったROMの愛称で親しまれる北米で5番目に大きい博物館です。館内にはカナダの歴史に関する作品をはじめ、恐竜の化石を間近で鑑賞できるダイナソーギャラリーや多種多様な動物のはく製などが展示され、子供から大人まで楽しむことができます。展示ブースは1階と3階のWorld-Cultures(世界の文化)、2階のNatural History(自然史)、3階のHands-on Galleries(体験ギャラリー)に分かれます。毎日11時から15時にボランティアガイドによる英語またはフランス語での無料ツアーが行われ、5月と6月の金曜日には19歳以上が参加できる音楽ライブが開催されます。
ナイアガラの滝 / Niagara Falls
カナダとアメリカの国境にあるナイアガラの滝は、カナダ滝(ホースシュー・フォールズ)とアメリカ滝、ブライダルベール滝から構成されます。ナイアガラの滝は、ジンバブエとザンビアにまたがるヴィクトリアの滝、アルゼンチンとブラジルにまたがるイグアスの滝と合わせて世界3大瀑布として知られます。滝の高さは約60mとあまり高くありませんが横幅は全長1万メートルにもおよび、ピークシーズンの初夏には毎秒5,720立方メートルの水量が流れ込みます。カナダ滝の流れる様子を間近で眺められる展望スペースなど、周辺には様々な展望スポットやアクティビティがあります。滝を裏側から見る“ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ / Journey Behind the Falls ”、地上160mから滝の全景を眺める”スカイロンタワー / Skylon Tower ”、昼は滝を間近で見ながら水しぶきを浴び、夜はイルミネーションも楽しめる”ホーンブロワー・ナイアガラクルーズ / Hornblower Niagara Cruises ”など季節や時間により様々な方法で鑑賞できます。
連邦議会議事堂 / Parliament Hill
1860年代、連邦議会議事堂はリドー運河とオタワ川のほとりにある小高い丘“パーラメント・ヒル”の中心地に建設されました。中央棟、東棟、西棟で形成されたネオ・ゴシック様式の建物は、1916年の火災で中央棟の大半が焼失し、1922年に再建されました。唯一火災を逃れた中央棟の裏手に建つ円形の図書館は、動物や紋章の彫刻が施された書棚など19世紀の面影を現代に残しています。館内には50万を超える書物や書類が貯蔵され、中央にはエリザベス女王を模した大理石造りの彫刻があります。議事堂の建物内は無料で見学でき、平和の塔の展望台からはオタワの街や川辺を一望できます。
管轄の大使館と州内の主要施設
在トロント大使館
在カナダ日本国大使館(オタワ市)
オンタリオ州 新型コロナウイルス関連施設
トロント・ピアソン国際空港
オタワ・マクドナルド・カルティエ国際空港
所在地 1000 AIRPORT PARKWAY PRIVATE、OTTAWA、ONTARIO、K1V 9B4 電話番号 +1 613-248-2125 公式サイト https://yow.ca/en
ウィンザー国際空港
所在地 3200 County Road 42 Windsor, ON Canada N8V 0A1 電話番号 +1 519-969-2430 公式サイト http://www.yqg.ca/
ビリー・ビショップ・トロント・シティー空港
サンダーベイ国際空港
ウォータールー地域国際空港
オタワ警察
トロント警察
各州の新型コロナウイルス最新情報
カナダ渡航では、カナダ政府が施行している入国制限、滞在先の州政府が施行している新型コロナウイルス対策や公衆衛生命令などを遵守する必要があります。渡航前に滞在先州で施行中の措置をご確認ください。
カナダ入国に関する新型コロナウイルスと渡航制限の最新情報はこちら よりご確認ください