ケベック州政府 3地域の新型コロナウイルスに対する警報を最大レベルへ引き上げ

eTA申請はこちら 出発の72時間前までにお願いします
Menu

ケベック州政府 3地域の新型コロナウイルスに対する警報を最大レベルへ引き上げ

  • ケベック州
  • モントリオール
  • 制限措置
  • 新型コロナウイルス

更新日 : 配信日 :

ケベック州政府は感染者数が大幅に増加しているモントリオール、ケベック・シティー、ショディエール・アパラッシュ地域の警報を最大レベルとなる“赤色”へ引き上げました。ケベック州では新型コロナウイルスに対する警報レベルを地域ごとに赤色、オレンジ、黄色、緑の4段階で示しています。フランソワ・ルゴー氏は9月28日の会見で、「この週末に症例数は大幅に増加しました。このままでは医療機関への圧迫と死者の増加につながる可能性があるため、政府として迅速に行動します」と説明しました。
警報レベルが赤色となる地域では、感染拡大を抑えるために10月1日から28日まで主に以下の制限措置が講じられます。

  • 自宅での集会が禁止となります。
  • バー、レストランなど飲食店ではテイクアウトを除き営業禁止となります。
  • 図書館、映画館、劇場、美術館は閉鎖されます。
  • 葬儀や結婚式、礼拝などの参加は25人までに制限されます。
  • 社会的距離を2メートル以上保持することが義務付けられます。
  • デモに参加する際にはマスク着用が義務付けられます。

ルゴー氏は上記以外のビジネスを制限せず学校も閉鎖しないとの方針を示し、営業禁止となる企業への補償は検討中であるとコメント。また、地域間の移動については制限しないと述べましたが、不要不急の移動を控えるよう強く要請しています。

モントリオール大学病院の感染症専門医であるセシル・トランブレー博士は、「州政府が正しい決定を下した」と評価しています。同氏は、「若い人も重症化する可能性があります。また、新型コロナウイルスが心臓や肺などに及ぼす後遺症について詳しいことがわかっていません」と語り、「全世代の人々がウイルスの蔓延を防ぐために役割を果たすことが重要です」と若年層を含む全ての人が規制を遵守することの必要性を訴えました。

ケベック州政府は28日に750人の新規感染者を報告。そのうち245人の感染がモントリオールで確認されており、春の第一波では症例数が少なかったケベック・シティーでは125人となっています。
ケベック州での新型コロナウイルスへの対応はこちらのページをご確認ください。

参考元 : CTV NEWS
https://montreal.ctvnews.ca/red-alert-private-gatherings-banned-as-bars-eat-in-dining-close-in-three-quebec-regions-1.5122144

関連記事

eTA Online Centerではご利用のブラウザ Internet Explorer でのサイト利用を推奨しておりません。(一部コンテンツを正常に表示できない場合があります。)
Microsoft Edge / Google Chrome / Safari / Mozilla Firefox のいずれかをご利用ください。推奨ブラウザについて詳細はこちら