カナダ渡航 搭乗前のArriveCANアプリ登録を義務付け

カナダ公衆衛生庁は飛行機で入国する渡航者に対し、自己隔離計画と体調に関する情報をアプリ“ArriveCAN”を通じて渡航前に登録することを義務付けると発表しました。カナダ政府は入国者に対し原則として14日間の自己隔離を義務付けており、自己隔離中の滞在先情報を提出するよう求めています。これまではアプリを利用せずにカナダ到着後に用紙に記入して提出することも可能でしたが、11月21日より渡航前にArriveCANを通じての登録が必須となります。さらにカナダ到着後はArriveCANを通じて自己隔離場所へ到着したことの確認が行われ、健康状態に関する情報を毎日提出することが義務付けられます。なお、アプリを介して情報を送信することが困難な方は電話での情報提出が可能です。

ArriveCANは入国手続きをスムーズにするために今年の4月より配信が開始され、カナダ政府は入国の際に利用するよう求めてきました。公衆衛生庁はアプリでの登録を義務化するにあたり、「旅行者の情報を州や準州と迅速に安全な方法で共有することを目的としています。新型コロナウイルスの蔓延を食い止めるための重要なステップです」とアプリ利用の必要性を訴えています。

カナダにトランジットのみを目的として入国する乗客はArriveCANを使用して情報を送信する必要はありません。また、公衆衛生庁は陸路でカナダへ入国する場合は義務としない方針ですが、アプリによる情報登録を事前に行うよう強く推奨しています。ArriveCANはApple AppストアやGoogle Playストアからダウントードが可能です。アプリの詳細はこちらのページをご確認ください。

参考元 : Global News
https://globalnews.ca/news/7437509/expedited-covid-19-testing-calgary-airport-coutts/