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カナダ政府は2月末、増加の一途を辿るメキシコからの亡命申請を抑制するためビザ取得要件の改定を発表。昨年は亡命申請の17%をメキシコ市民が占め、現時点における未処理件数は2万8,000件を超えています。こうした状況を受け、ケベック州政府やカナダ保守派のトップらは米国との国境に近いオタワ移民・難民局に対し改善を要求。ケベック州のミラー移民大臣は会見で、メキシコからの亡命申請を再び厳格化する意向を示しました。
かつて同州で移民大臣を務めたフレシェット氏は、「受け入れ態勢を大幅に超え、連日にわたり対応できない状況が続いている。ビザ取得の厳格化は大きな前進だが、全ての問題が解決するわけではない」とコメント。同州やオンタリオ州に集中する亡命申請の業務負担を、カナダ全土に分散させる必要があると指摘しています。
一方のメキシコ外務省は声明で、亡命申請の厳格化に対し批判を表明。「カナダ政府は措置を変更する前に他の選択肢があったはずだ」と遺憾の意を示しました。さらに、「我々は今年2回にわたりカナダへ使節団を派遣し、人身売買や密輸被害者らを救出する重要性を強く訴えてきた」と説明。相互主義の原則に基づき、メキシコ側もカナダ市民へのビザ取得要件を強化する方針を示唆しました。また、メキシコのロペスオブラドール大統領も「カナダの移民政策は一方的である」と主張。しかし非難する一方で、移民の抑制に向けて交渉を行う姿勢を示しています。
メキシコ市民に対する、改定後のeTAおよび訪問者ビザ要件の詳細は以下の通りです。(2024年3月現在)
更新日 : 2024年4月24日
更新日 : 2024年3月17日
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