アルバータ州政府は11月24日、感染者増加に伴い新型コロナウイルスにおける公衆衛生上の緊急事態宣言を再発令。同州の緊急事態宣言は、第一波が襲った3月17日に発令され6月15日に解除されました。アルバータ州では10月中旬より新型コロナウイルスの感染者が急増しており、現在は新規感染者数が1,000人を超える日々が続いています。州政府は感染拡大を抑えるため州全域に屋内での集会禁止や感染拡大地域でのマスク着用義務など新しい制限措置を11月24日より施行しました。
- 個人宅を含み屋内における同世帯以外との集会の禁止(屋外では10人まで)
- 結婚式や葬儀への参加は最大10人まで
- イベントの開催禁止
- カルガリーとエドモントンエリアにおける屋内の公共スペースでのマスク着用義務化
ケニー州首相は12月15日に当措置の見直しを行い、症例数が現在のペースで増え続ける場合はより厳しい措置を課すと述べました。なお、アルバータ州では地域ごとにリスクレベルを決定し、レベルに応じた制限措置を施行しています。11月27日よりリスクレベルが最も高い“Enhanced ”の地域にて新たな厳しい措置が講じられる予定です。ケニー州首相は「対象地域を絞った制限により医療体制を守ります」と説明しています。
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参考元 : CBC
https://www.cbc.ca/news/canada/edmonton/covid-alberta-news-conference-kenney-hinshaw-1.5814089