カナダ連邦政府 入国時の検査やホテルでの待機義務など新たな検疫措置を発表

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カナダ連邦政府 入国時の検査やホテルでの待機義務など新たな検疫措置を発表

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更新日 : 配信日 :

カナダ連邦政府は新型コロナウイルス変異種の症例増加を受け、新たな検疫措置を導入すると発表しました。海外から訪れる全ての渡航者は、空港でのPCR検査と結果が通知されるまで政府が指定するホテルで待機することが義務付けられます。当措置の開始時期は未定ですが、今後数週間以内に施行される予定です。PCR検査とホテルでの待機に係わる費用は自己負担となり、連邦政府は2,000カナダドル以上となることを公表しています。検査結果が陰性と判断された方はホテルでの待機を終えることが認められますが、その後も入国後14日間は自宅等での自己隔離が求められます。自己隔離中の監視体制も強化され、公衆衛生庁により認可された警備会社の従業員“スクリーニングオフィサー”による監視が行われます。この監視措置は1月29日よりモントリオールとトロントで開始されており、今後全国的に展開される予定です。これらの検疫措置に違反した場合は、検疫法に基づき6か月の懲役または750,000カナダドルの罰金が科される可能性があります。
一方、連邦政府とカナダの主要航空会社は4月30日までカリブ諸島およびメキシコとのフライトを停止することで合意しました。トルドー首相は1月29日の会見で、「現在、対象地域に滞在している旅行者の帰国便を手配しています」とコメントしています。また、2月3日より全ての国際線の発着はモントリオール・トルドー国際空港、トロント・ピアソン国際空港、カルガリー国際空港、バンクーバー国際空港に制限されます。
連邦政府は新たな制限を導入するにあたり、不要不急の理由での海外渡航を中止するよう国民へ改めて要請しました。トルドー首相は新たに導入される措置について、「変異種の侵入が僅かだとしても感染拡大のリスクがあるので、追加の対策を講じる必要があります」と説明し、国民へ理解を求めています。

カナダの渡航制限についてはカナダの新型コロナウイルスと入国制限もご確認ください。

参考元 : CBC
https://www.cbc.ca/news/politics/trudeau-travel-measures-1.5892992

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