【カナダ国内の新型コロナウイルス最新情報はこちら】
オンタリオ州の酒類規制当局は18日、FIFAワールドカップの期間中に限りレストランやバーにおける酒類の提供時間を拡大すると発表。開催国カタールとの時差を考慮し、通常より2時間早い午前7時から深夜2時まで認められます。当局は州外で開催するイベントに対し規制を変更する今回のケースは稀であるとし、ワールドカップが非常に高い注目を集めていることから緩和に踏み切ったと述べました。提供時間の拡大は12月18日までワールドカップ期間中のみ適用され、それ以降は通常通り午前9時に戻ります。
FIFAワールドカップ2022にて、カナダが行う3試合の予定は下記の通りです。
- 11月23日 対ベルギー戦
- 11月27日 対クロアチア戦
- 12月1日 対モロッコ戦
今回の決定は大会開幕の2日前に発表されました。酒類規制当局は、提供時間の変更を行わない自治体では店舗の判断に任せると説明。観戦しながらお酒を楽しめる場所が限られることから、ワールドカップ中継を行う飲食店では規制緩和により利益の増加が期待されています。
なお、今回の大会開催国であるカタール政府は、試合を行うスタジアム8会場の酒類販売を禁止しました。
参考元:CBC